ヒトリグラス

快適な一人暮らしを応援したいと思っております。

第819回 一人暮らしと小麦粉を食べる。(16)


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引き続き、小麦粉を食べるについて提案させていただきます。
前回まで常食にお菓子にフリスビーにと用途の広い薄焼きパンについて申し上げました。

シチューを作りましょう。
市販のシチューの素を使うと簡単に作れます。
カレールーをシチューの素に代えるだけだからです。
しかしながら、一人暮らしで「シチューを作ること」にしか使い途の無い物の在庫管理をするのは無駄なコストではないかと鳥倉は考えます。

小麦粉は様々な料理を作れる素材です。
せっかくなので小麦粉からシチューを作ってみましょう。
といってもカレーを作るのとほとんど変わらないのですが、二度手間になろうとも特に臆することなく提案し続けていくというスタイルを貫くつもりですハイ。
どうせまともに読んでる人あんまりいないし。

ちゃんとしたシチューには色々な具材が入りますが、何度も作り限界まで削ぎ落としてみたところ、

小麦粉
食用油
コンソメの素

胡椒

で作れるという結論に達しました。
このことから、シチューは台所にある「消費期限が非常に長い材料」だけで作れるということがわかりました。
ここにタマネギ・肉・ジャガイモ・ニンジンなどを加えて、自分の思うようなシチューを作ればいいんですよ。

それでは作ってみましょう。
続きます。

第817回 一人暮らしとカレー。(19)


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引き続き、カレーについて提案させていただきます。
前回、ついにカレーが完成しました。
以前もカレーを少量ずつ作るのは馬鹿のすることだと申し上げたような申し上げていないようなはっきりしないんですが、ともかく一人暮らしにとって「時間」は有益なリソースのひとつです。
この時間を無駄にしないためにも、カレーのように手間のかかる料理は是が非でもまとめて作りおきしなければなりません。

そこでカレーを保存したいと思います。
冷蔵庫の中で長期間保存して、いつでも食べられるようにしたいのです。
これは自宅に「いつでもカレーを食べられる」という機能を持たせることです。

まずは取り分けましょう。
完成したカレーを鍋に入れっぱなしにするのは得策とは言えません。
それにはいくつか理由があります。

鍋を占有してしまう
カレーを食べきってしまうまで、その鍋を使用できません。

何度も加熱しなければならなくなる
食べようとするたびに鍋に入っているカレーを全部温めなければならなくなり余計に光熱費がかかります。
また、何度も火を通されたカレーの酸化が進んで風味が落ち、具がボロボロに煮崩れてしまいます。

そもそも汚ならしい
鍋肌に残ったカレーが焦げてしまい、加熱するとはいえ衛生面で不安です。
またこれを繰り返すと鍋の汚れがどんどん落としにくくなっていきます。
カレーを作ったその日のうちに鍋を洗うようにしたいと思います。

このようにカレーを作りっぱなしで放っとくのは馬鹿のすることなので、ちゃんとした社会人ならカレーぐらいはちゃんと保存できるようにしましょう。
続きます。

第816回 一人暮らしと仕事の覚え方。(100)


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引き続き、仕事の覚え方について提案させていただきます。
接客業に就いた場合の注意点です。
本人に自覚無く迷惑をかけるタイプのスタッフについて申し上げています。

前回、寄生虫のような男性社員は個人的な顧客を抱えていた為、なかなかクビにはならなかったと申し上げました。
そんな彼が退職する切っ掛けになったのは、やはり経営陣の交代でした。

経営難による親会社の交代によって業績や業務内容が精査され、従業員たちに聞き取り調査も行われたことで彼の勤務態度や実態が詳しくリサーチされました。
その結果、詳細はわかりませんが総合的に見て給与に対して業務内容が見合っていないと判断されたのではないかと思われます。
50万円以上あった毎月の手取りが一気に20万前後までカットされました。
また社用車の個人使用も厳しく制限され、仲介料その他の特別手当ても全てカットされたそうです。(自分で言ってました)

彼も50代で家族がいます。
家族がいるならもっとまっとうな仕事ぶりがあったと思いますが、ともかくこのまま勤務していては早々に生活が立ち行かなくなると判断したようで、ほどなくして自主退職を願い出たそうです。

まじめに働いていた従業員一同は安堵しましたが、最後にまだひとつやらかしていくことになります。

続きます。
昼寝したら3時間経っててびっくり。

第815回 一人暮らしと寝る。(35)


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引き続き、寝るについて提案させていただきます。
前回、入眠するための体温調節には設定温度のようなものが関わってくるのではないかと申し上げました。

鳥倉がこれまで体験した不眠症は、ストレスから体温調節が困難になることから始まりました。
まず、寝ているうちに大量に汗をかいて目が覚めるようになりました。
枕がとても熱く感じるようになり、寝付きもどんどん悪くなってきます。
充分な睡眠時間が取れなくなったせいで、逆に日中に眠気があり集中力が著しく低下しました。
勤務中でも突然意識が無くなりそうになり、当然ミスも増えてきました。
しかし、仕事中に寝てしまう訳にもいかず更にストレスを感じるようになります。

手先が爪先・首筋がいつでもひんやりとしていて、ちょっとしたことでダラダラと汗をかいていました。
シャワーが熱く感じるようになり、お風呂上がりでも汗がなかなか止まらずタオルで拭いても拭いてもジワジワといつまでも汗をかいてしまい、どんどん体温を奪われます。
間違いなく体温の設定温度がおかしくなっているのでしょう。

またそんな状態が続くと、全身が一日中ピリピリとむず痒くなってきました。
特に靴下で締め付けられる足首が痒く、これも集中力を欠いて仕事のミスを誘発してストレスに繋がります。
神経が昂っているのか全身がザワザワとしており、指先に何か物が当たると電流のような痛みが走るようになり、寝ていても落ち着くことができなくなりました。
この頃になると夜は40分ほどしか寝られず一晩中無理矢理寝てはすぐに起きるの繰り返しで、終いには「寝ている間にひっそりと死んでいてくれればいいのに」と思うほどでした。

上記の症状は突然発症したわけではなく、ゆっくりと症状が進行していき、いつの間にか日常生活で何をするにも困難になり、身体的にも精神的にも追い詰められていきました。

ちゃんと眠ることさえできれば治るはずなのですが、眠れないことから起きた体調不良が眠れなければ治せないという状態になってしまいました。

続きます。
最近また眠れなくなってきているので、文章に起こしている今も当時を思い出して気持ちが落ちていくのを感じます。

第814回 一人暮らしと処理。(9)


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引き続き処理について提案させていただきます。
前回、タマネギで価値が高いのはより中心に近い部分で、大量に入手してしまった場合は優先的に確保していくと良いと申し上げました。
確保したタマネギを保存したいと思います。

タマネギは冷凍保存できます。
生のまま冷凍するとシャキシャキ感こそ無くなりますが、加熱するなら特に問題ありません。
そこで切り分けてから保存しましょう。
タマネギにはだいたい4~5種類程度の切り方があります。
使用目的を前もって想定し、どんな形でどれだけの量を保存するのか決めておきましょう。

鳥倉は

みじん切り
縦に4~8分割
繊維に対して縦に薄切り
繊維に対して横に薄切り

といった感じで切り分けます。
切り分け親方。


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これは振分親方
言ってみただけです。

また、この段階で加熱してしまっても構いません。
時間が余ったらレンジやフライパンなどで火を通しておけば、次に使い始める際にも最速で調理に取りかかれます。
横に薄切りにする場合はスライサーをおすすめします。
超速で加工できます。

鳥倉はタマネギのサラダも食べたいのでスライサーでカットしたものをザルとボウルで水にさらしておき、辛味が完全に抜けてから水を切って冷蔵保存して1~2日ぐらいで食べきります。

続きます。

第813回 一人暮らしと仕事の覚え方。(99)


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引き続き、仕事の覚え方について提案させていただきます。
接客業に就いた場合の注意点です。
本人に自覚無く迷惑をかけるタイプのスタッフについて申し上げています。

前回、クソみたいな仕事ぶりに加えて会社に仲介料などを要求していた男性社員について申し上げました。
彼がなぜこんな状態で数年間とはいえホテルに在籍していたのでしょうか。

実は彼は前述したようにいくつものホテルを短期間で転々としています。
どのホテルでも宴会部門に所属しており、当ホテルには支配人と料飲部門の課長がヘッドはんとしてきた人材でした。
しかし、当然のことながら働きぶりが認められたわけではありません。

彼は個人的な顧客をいくつも抱えていたのです。
そこそこの規模の宴会・会議室利用などを彼を通して受注していました。
レストランも食事が売れ、泊まりになった場合には宿泊部門にもおこぼれがあります。
そこを見込んでのヘッドハントだったのですが、現場での働きぶりまではリサーチしていなかったのか、前のホテルが隠していたか、またはそれも踏まえての採用だったのかまでは鳥倉にはわかりません。
とにかく彼を雇うことでホテルに収益が見込める訳で、それを含めて手取りに反映されていたということでした。

それならそれで、仕事ぶりさえ目をつぶれば会社全体の利益に繋がるのですが、そもそも彼が取ってきた客は転々とする彼の勤務先に合わせて利用先をコロコロ変える程度の客です。
彼が都合の良いことだけを吹き込んで引っ張っていた訳で、どのお客様も正直言ってあまり態度がよろしくありません。
「○○円でできると聞いている」
「無料で○○が付いているはずだ」
といったトラブルがほぼ毎回ありました。
宿泊部門でも急に予約に割り込んだり、強引に夕食付に変更されやむを得ずレストランに残業を頼んだり迷惑を被っていました。

そんな彼にも辞める時が来ました。
続きます。