一人暮らしと心霊現象。(1)
心霊現象について提案させていただきます。
金縛りやラップ音といった原因不明の怪奇現象に遭遇した場合、どう対処したら良いのでしょうか。
2つのパターンに分けられます。
1、肝試しなどに行って以来、心霊現象に悩まされている
2、普段通りの生活をしていたのに、急に起こった心霊現象に悩まされている
1の場合は正直申し上げて、あなたの軽はずみな行動に非があると言わざるを得ません。
墓地・廃病院や自殺の名所などと言った、所謂「曰く付きの場所」は既に亡くなられた方サイドのテリトリーです。
そこに肝試しなどという遊び目的、ややもすれば意中の人に合法的に近付ける・度胸のあるところを見せつけられるといった不純な動機で訪れてしまえば既に亡くなられた方々からの反感を買い、クレームやバッシングを受けるのは当然です。
そんなちょっとした先の展開の想定や、その程度のマナーを弁えていないようでは社会人として合格点は差し上げられません。
そういった場を止むを得ず訪問するのであれば、大事なことは手土産や服装などよりもまず心構えです。
「やんごとなき事情でお邪魔することになってしまって申し訳なく思っている」という気持ちをしっかりと持つことで、敬虔な気持ちで臨み軽挙な行動を慎んで先方に失礼の無い態度が重要です。
そのうえで御線香・菓子折・仏花・数珠を用意しましょう。
訪問の際にはまず挨拶と共に一礼し、先方の都合も弁えない突然の訪問という非礼を丁寧な言葉にして詫びましょう。
続けて訪問の目的を告げて「失礼します」と合掌・一礼して上がらせていただきましょう。
火元に気をつけて線香を焚き、菓子折と仏花を供えて合掌。
あまり長居はせず、先方の事情なども考慮して速やかに用事を済ませましょう。
辞去する際には重ね重ねの失礼を詫び、「貴重なお時間をありがとうございます」と一礼して菓子折と仏花を持ち帰りましょう。
(注意)その場所にあったどのような物でも、所有者の断り無く持って帰るようなことはしないで下さい。
とても非常識で失礼なことです。
上記を踏まえた上で、やはり怪奇現象が起こるようであれば、最寄の神社やお寺などに相談のうえ然るべき処置を受けましょう。
続きます。
月末・月初は書類仕事が忙しいので、このような適当なことを書き飛ばしてしまうこともあるんですよ。