一人暮らしとゾンビパニック対策。(3)
引き続きゾンビパニック対策について提案させていただきます。
無事ファーストコンタクトを生き延び、ゾンビの生態も判りました。
次に必要な物品を確保しましょう。
水・食料
救助が来るまでどのくらいかかるでしょうか。
長期戦となれば最優先で入手する必要があります。
マッチ・ライター
点火するための道具はいつ必要になるかわかりません。
必ず持っておきましょう。
双眼鏡
コンサート用のオペラグラスで構いません。
性能を重視すると大型になってしまう可能性もあります。
通信手段
最近の携帯電話はラジオなども聞くことができます。
充電する手段も確保しておき、念のためマナーモードにしておきましょう。
意図せず音が鳴ってしまえばそれだけで命取りになってしまう状況も考えられます。
服装
どうせ街はパニック状態です。
遠慮なくどこからでも入手しましょう。
なるべく肌の露出の少ない衣類を選んでください。
噛まれても歯が通らない程度の厚みや強度も必要です。
靴はゴム底で足音が出にくく、滑りにくいものにしましょう。
地図
生存に繋がるどんな些細な情報でも漏らしてはいけません。
勝手知ったる町でも必ず入手してください。
筆記用具
メッセージや覚え書き、地図への書き込みなど用途はいくらでもあります。
武器
対感染者を想定した武器です。
銃器は現状、日本では入手が難しいです。
また切羽詰まった状況で弾切れや不具合などが起こればそれだけで命取りになってしまいます。
刃物は一見有効に思えますが、感染者に刺さって抜けなくなってしまった場合や曲がってしまった場合に使い物にならなくなってしまいます。
また自分を傷付けてしまう、感染者の体液を撒き散らしてしまうなど副次的な被害も想定されます。
最適なのは鈍器です。
強度と重量を考慮して木製を選びましょう。
野球などに使う木製バットは威力もありますが、持ち手部分の強度に不安があります。
慎重に選んでください。
対人武器
こちらは生きている人間を無力化することを目的とした武器です。
スタンガン・催涙スプレーなどを用意しましょう。
感染者には効果がありませんが、ゾンビアウトブレイク時に本当に恐ろしいのは理性を失った人間です。
制御不能と判断した場合は、心を鬼にしてすみやかに無力化しましょう。
汎用性の高い道具
何にでも使える道具を選択すれば様々な状況への対応力を維持しつつ、持ち物を減らすことができます。
布
何かを包む
細かいものをまとめて持つ
細く裂いてロープや包帯の代用
などなど用途は広いです。
寝具のシーツなどを一枚確保しておきましょう。
ヒモ類
荷造り用のヒモやワイヤー、魚釣り用のライン、無ければビニールヒモなどでも構いません。
ヒモ類は入手しやすく、携行性にも優れ様々な用途に使えます。
小型のナイフ
アウトドア活動などにも使われ、非常に安定感のある道具です。
上記の布やヒモを速やかに使用できる状態にするためにも必要です。
すぐに使える1本目に加えて、バックアップ用の2本目が用意できていれば合格点です。
細かな状況を想定するとまだまだ必要な物はありますが、だいたいこれだけ用意できていれば咄嗟の事態に何も出来ないというようなことは無いと思います。
続きます。