ヒトリグラス

快適な一人暮らしを応援したいと思っております。

一人暮らしとお参り。(1)


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お参りについて提案させていただきます。

一人暮らしは頼れる相手が少ないです。
生活や仕事・気持ちに余裕が出来た時や、何かから抜け出したい・覚悟を決めたい時などは神社・仏閣にお参りに行き、神仏の加護を受けて気持ちの安定や覚悟・心構えなどの後押しを授かりましょう。

諸説あります。

神社の参拝

日々の感謝を伝える機会です。
平穏無事なことを感謝する気持ちを伝えに行きましょう。
お金は「お賽銭」で、感謝の意を表しています。

仏閣の参拝

こちらは気持ちが弱ってきた時や願い事などを御仏に伝えます。
お金は「お布施」で、欲や執着を振り切る修行の意味があります。


基本的な作法を知っておきましょう。

神社参拝の作法

鳥居の前で一礼

着衣を正し、軽い会釈をしてから境内に入りましょう。

参道は左右どちらかを歩く

中央は神様が通られます。

手水舎で手と口を清める

正しい手順を把握しておきましょう。
1、右手に柄杓を持って左手に水をかけて清める

2、柄杓を左手に持ち替えて右手を清める

3、再び右手に柄杓を持ち替えて左手に水を取り口を清める

4、口を付けた左手をもう一度清める

5、両手で柄杓を立てて水を流し柄杓の柄を清める

6、柄杓を伏せて戻す

以上が手水の手順です。
モタモタしているとみっともないです。
自宅で練習しておきましょう。

拝殿

正しい手順を把握しておきましょう。
1、軽い会釈をして鈴を鳴らす
鈴の音で邪気を払います。

2、お賽銭を入れる
乱暴に投げ入れるようなことはやめてください。
大変失礼です。

3、二回お辞儀をする
深いお辞儀です。

4、二回手を叩く
右手を少し下にずらし手を合わせ胸の高さで二回打ち合わせます。

5、祈る
先ほどずらした右手を戻し、指先を合わせて祈ります。
この際、心の中で気持ちを伝えたあとに自分の名前と所在地もお伝えしましょう。

6、一回お辞儀をする
最後にもう一度お辞儀をします。

3~6はまとめて「二礼二拍手一礼」と呼び神社参拝の基本的な作法です。
こちらも自宅で練習しておきましょう。


以上で終了です。

気持ちを新たにし、またその手助けをして下さった神様に失礼の無いように振る舞ってください。
境内を出て鳥居に軽く会釈をして家路につきましょう。

続きます。


注意
出雲大社を含む一部の神社では「二礼四拍手一礼」になり、境内に注意書きもあります。
お気を付け下さい。