一人暮らしとゾンビパニック対策(8)
引き続き、ゾンビパニック対策について提案させていただきます。
1vs1・複数vs1の場合を想定してきましたが、今度はさらに大多数の感染者を撃退しましょう。
どんなことに注意すれば良いのでしょうか。
接近戦はNG
基本的なことです。
どんなに強力な武器を持っていても腕に覚えがあっても、大勢で囲まれて一斉に攻撃されてしまえばどうにもなりません。
こちらはかすり傷ひとつが命取りになりかねないことに比べて、感染者は痛がりもせず動ける限り攻撃の手を休めません。
それが多数となると、こちらの不利は明白です。
そして最も心得ておかなければならないのは
無力化した感染者はそこに残る
ということです。
当然です。
これは現実なのです。
TVゲームとは違うんです。
例えば10体の感染者を処理した場合、あなたの足元には10体のご遺体が横たわっています。
この仏さん達ははいつまでたっても消えて無くなりはしません。
また、いかに強力な仕掛けであってもご遺体が詰まってしまえば役には立たないでしょう。
多くの場合、よくできた仕掛けは設置するにも手間や道具を必要とします。
有効な対処法が一回限りでは費用対効果に見合っていません。
理想的な条件は
- 大量の感染者に対応できる
- 比較的簡便に再利用が可能である
- 用意に手間がかからない
となります。
死に損ない大量ブッ殺しマシーンは死に損ない大量ブッ殺しマシーンであるとともに、ブッ殺した死に損ない大量処理マシーンでなければならないのです。
続きます。