一人暮らしとケガ。(2)
引き続き、ケガについて提案させていただきます。
転んだりぶつかったりして身体をどこかに強く打ち付けると、アザが出来たり腫れたりします。
打撲傷の処置の仕方を知っておきましょう。
冷却
受傷直後からしばらくの期間は「急性期」と呼ばれ、患部では内出血と炎症が起きて腫脹を引き起こしています。
まずは冷却パックを当ててしっかりと冷やしましょう。
一人暮らしとケガ。(1) - ヒトリグラス
1、20分冷やす
2、40分放置する
の繰り返しです。
受傷後から何度繰り返しても構いません。
あまり冷やす時間が確保できない場合は
・入浴後
・就寝前
の2回だけでもしっかりと冷やしましょう。
湿布
腫れて熱感を持った患部はひどいものになると触れただけでも痛みます。
保護するために湿布を貼ると良いです。
角を切って丸みを持たせて中央に切り込みを入れることで患部にフィットして剥がれにくく、変形に強くなります。
受傷日以降は「強い痛みがあれば冷やして湿布を貼る」の繰り返しです。
症状が落ち着いてくると痛みが小さくなり、患部を押さえた時だけ痛みを感じるようになります。
これは急性期から慢性期に移行した目安になります。
今度はしっかりと温めて血流を良くしましょう。
また、患部周辺の関節のストレッチをしっかりと行い、すみやかにQOLを取り戻してください。
一人暮らしはケガや病気に弱いです。
可能な限り短期間で前線に復帰できるように普段から用心しておきましょう。
続きます。