ヒトリグラス

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一人暮らしとなめ茸。(1)


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なめ茸について提案させていただきます。

料理名としての「なめ茸」は「エノキダケの醤油煮」の一般的な呼称です。
そのなめ茸を自宅で作りましょう。
とても簡単かつ安価で、用途も広く常備菜としても優秀です。
一人暮らしの自炊に上手く溶け込んでくれるでしょう。

なめ茸の作り方

1、醤油とみりんをフライパンで加熱する

どちらも同じ量です。
エノキダケからも水分が出るので、エノキダケ2パックに対して醤油もみりんも50ccずつぐらいを目安にしてください。
みりんは砂糖と料理酒に置き換えても構いません。
フライパンは面積が広いので水分が飛びやすく煮詰めるのに便利です。

2、エノキダケを入れて強火で加熱

1が煮たって来たらエノキダケを投入します。
石づきを切り落としてからお好きな長さに切っておいてください。
適当で構いません。
強火で3~4分ほど沸騰させましょう。

3、弱火で10分ほど加熱


冷えたら完成です。


市販の物は増粘多糖類という添加物でとろみを出していますが、なめ茸特有のとろみはエノキダケから出るムチンという物質です。
他の種類の茸でも作ることは出来ますがムチンの含有量が種類によって違う為、思ったようなとろみが出ないものもあります。

確認した中ではシメジのなめ茸は上手く出来ましたがシイタケはなかなかとろみが出ず、なめ茸にならずにただの煮付けになってしまいました。
どうしてもムチンの少ない茸を使いたいなら、エノキダケと一緒になめ茸を作るというやり方もあります。


続きます。

ちなみに「なめたけ」という名前は「ナメコ」の別名です。
「ナメコ」はムチンの含有量の多い茸の総称で、その中にエノキダケも含まれています。