一人暮らしと料理。(10)
引き続き、料理について提案させていただきます。
最低限、食べられる物を作るために料理を失敗しない方法を知っておきましょう。
前回に続き、失敗しない加熱を説明しています。
失敗しない加熱
まず、食材の芯と殻の温度を管理する必要があります。
食材を加熱していくと外側である殻から温度が上昇していきます。
40度あたりからタンパク質が変質して、食べられるものに変わっていきます。
しかし普通に加熱すると熱は隣り合った媒質にしか伝わりません。
殻の温度上昇から少し置いて、芯の温度が上昇することになります。
殻が食べられる状態だったとしても芯の部分が加熱されていなければ生焼けとなってしまい、これは失敗となります。
また、芯まで加熱されていても殻の部分が炭化して黒焦げになってしまえばこれも失敗です。
芯と殻、両方に同程度の加熱を同じタイミングで行うにはどうすれは良いのでしょうか。
続きます。