一人暮らしと料理。(13)
引き続き、料理について提案させていただきます。
失敗しない加熱
食材の芯と殻の温度を管理することで加熱で失敗することなく、また手早く調理できます。
冷蔵庫から出しておく
通常、保存のために冷蔵庫に食材を入れています。
その時食材は芯まで6℃~8℃あたりの温度に低下しています。
こういった状態の食材を不注意に使ってしまうことも、加熱調理で失敗してしまう原因のひとつです。
そこで調理を始める前のタイミングで庫外に出して、前もって温度を上げておくのは如何でしょうか。
例えば帰宅してこれから料理を作るといった場合もあると思います。
帰宅後すぐに、これから使う予定の食材を冷蔵庫から出しておきます。
その後に荷物を置いて手洗い・うがい・着替えを済ませ、それから調理に取りかかれば食材の温度は室温に近付いているはずです。
こうすることで少しでも温度を上げ、加熱調理で失敗する可能性を下げられます。
塊の生肉なども、焼く一時間ほど前にあらかじめ庫外に出しておくことで芯の温度を上げられます。
このように、手順を少し変えるだけで簡単に対応出来る問題はたくさんあります。
続きます。