一人暮らしと寝る。(23)
引き続き、寝るについて提案させていただきます。
健康な人間は一晩でコップ1杯分の汗をかくそうです。
フローリングなどに直に布団を敷いてしまうと、結露して濡れてしまいます。
この水分がカビ・ノミ・シラミなどの微生物を呼び込む原因になります。
どんなに良い寝具を入手していても手入れを怠ると健康を害し、また寝具の劣化を早めて余計な出費を強いられることになります。
特にこれからの季節は外気温が下がるため、温度差でより結露しやすくなります。
寝具の湿気対策を含めて手入れをしましょう。
寝具の水分をどうやって取り除けば良いのでしょうか。
最も簡単なものとして
布団をあげる
という対策があります。
一人前の大人として、敷きっぱなしの万年床で寝るようなことは絶対に避けなければなりません。
まずは、敷いてある床から布団を離して空気に触れさせましょう。
押し入れなどにしまう場合は、起床後に少し時間を置いて湿気を放出させてから収納しましょう。
また、寝具についたホコリなどもついでに落とすことができます。
これを可能な限り毎日行えるように習慣付けてください。
当然、布団をあげる場所・タイミングなども確保する必要があります。
続きます。