一人暮らしと時間の使い方。（５）

引き続き、時間の使い方について提案させていただきます。

時間の節約のために考えておきたいことがあります。

場所
所要時間
手の状態

の３点です。

例えば食器を片付けた場合

Ａ、洗う
Ｂ、濯ぐ
Ｃ、拭く
Ｄ、しまう

という工程になりますが、Ａの「洗う」という動作を分解していくと

１、食器を手に取る
２、洗剤のついたスポンジでこする

という手順になります。

この工程の間は流し台でしかできず、また手を離すこともできません。
他の動作を間に挟もうとしても、その都度手を洗って泡を落とさなければなりません。
Ｂの「濯ぐ」という手順も同様です。
食器を濯ぎながら別の動作はできません。
手を洗わなければならず、お湯も出しっぱなしです。

しかし、「拭く」「しまう」という動作は途中でやめても問題ありません。
手も汚れておらず、他の動作にも取り掛かることができます。
例えばここに「お茶を淹れる」という用事の中でのお湯が沸いたタイミングが重なっても対応できるということになります。

上記の例を踏まえて場所・所要時間・手の状態を色んな動作ごとに当てはめて図にしてみたいと思います。

続きます。
水木先生、お疲れ様でした。
謹んでご冥福をお祈りいたします。