ヒトリグラス

快適な一人暮らしを応援したいと思っております。

一人暮らしと鍋料理。(4)


f:id:torikura:20160219213201j:image
引き続き、鍋料理について提案させていただきます。

何度も申し上げたように鍋料理はとても懐の深い料理です。
肉・魚介・葉物・根菜・などの生鮮食品からハムやウィンナーなどの加工肉に漬物・納豆・チーズ・キムチなどの発酵食品や煎餅やおかきなど、鍋に放り込めない食材はこの宇宙には存在しないのかも知れません。
あったら教えてください。

そういったことから鍋料理は「中途半端な食材を処分して手持ちの食材を使い切る」という機能に特化しています。
食材買い出しの前に冷蔵庫の中を掃除して仕切り直すことができます。
その為にも色々な食材の下処理を知っておきましょう。


肉類の下処理

まずは水洗いしましょう。
汚れや血などを洗い落してください。豚肉や牛肉はこのあと食べやすい大きさに切りましょう。

骨付きの鶏肉などはザルに乗せて熱湯をかけ、灰汁や油を流してから切り分けましょう。


モツなどの内臓の下処理

モツ肉などの内臓はそのまま投入すると灰汁や臭みが出ます。
しっかりと下処理をしましょう。

白い部分が脂です。
これを素手でひとつひとつ取り除いてから沸騰したお湯に入れて2分ほどゆでたあとザルにあけ、お湯でしっかりと全体を洗い流してください。
ネギやショウガなど香りの強いものと一緒に煮ましょう。


こういった下処理をしなくても食べることはできます。
特に一人暮らしは何を食べても誰にも何も言われません。
しかし、あまりに適当なやり方に慣れてしまうと他所のお宅にお邪魔した時に恥ずかしい思いをするかもしれません。

やり方だけはちゃんと覚えた上で自分なりに手を抜くのが一人暮らしの基本的な考え方なのではないかと思います。


次は魚介・野菜の下処理です。

続きます。