一人暮らしと鍋料理。(5)
引き続き、鍋料理について提案させていただきます。
野菜を鍋に入れる前に下処理をしましょう。
野菜は大きく分けて
果菜
ナス・キューリ・カボチャ・ピーマン・豆類など
葉菜
白菜・キャベツ・ネギ・タマネギ・タケノコ・ブロッコリー・キノコ類など
根菜
大根・人参・ゴボウ・イモ類など
の3種類に分けられます。
それぞれに色々な下処理のやり方がありますが、いちいち覚えるのも面倒です。
1種類のやり方で全部の野菜に対応しましょう。
1、可食部分切り出す
殻・皮を剥く・芯を取る・根を切り落とす・など、通常食べない部分を切り出してください。
この段階で鍋用サイズにカットしましょう。
2、洗う
汚れを洗い落とします。
ナスのように灰汁や色味が出てしまう野菜は、ここで水にさらしておきましょう。
3、下茹で
沸騰したお湯に入れて茹でます。
具材によって火の通り方に違いがあるため最初から鍋で加熱しようとすると、加熱の度合いがバラバラになってしいます。
火の通りにくい食材に合わせて加熱してしまうと、他の食材が煮溶けてしまうかもしれません。
また、食材が持つ水分でせっかく用意した出汁の味や色が濁ってしまうことも考えられます。
加熱して細胞膜を壊してしまえば、そのぶん味が染み込みやすくなります。
電子レンジを使うと大変手軽です。
このやり方なら根菜類も簡単に鍋に投入できます。
食べ切れなかった場合はこのまま冷蔵庫で保存できます。
あとはお好きなタイミングで鍋に投入してください。
続きます。