ヒトリグラス

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一人暮らしと仕事の覚え方。(14)


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引き続き、仕事の覚え方について提案させていただきます。

接客業に就いた場合の会話の注意点です。


タイミング
前回、声をかけるタイミングについて申し上げました。
無事に声をかけ、会話のやり取りが始まったとしても油断してはいけません。
ここから大事なのは「相槌」のタイミングです。

相槌とは鍛冶屋が鉄を打つ時に弟子が間に挟む打ち方を「合いの槌」といい、そこから転じて生まれた言葉です。
今日、言葉のやり取りに使うのが一般的です。

この相槌を打つタイミングに注意して会話しましょう。
あまりに早過ぎる相槌は会話のテンポが早まって、お客様に余計なプレッシャーを与えてしまいます。
また遅すぎる相槌は、相手によっては会話が成立しない不安を感じてしまうでしょう。

まずは適切なタイミングで相槌を打てるように努力し、そこから更に相手の性格や話し方に合わせてテンポを変えられるようになるのが目標です。


他にもこんなことに気を付けましょう。

一本調子
同じ言葉・同じテンポの相槌が何度も繰り返されてしまうと不愉快になるお客様が少なからずいるでしょう。

生返事
否定とも肯定ともとれない中途半端な物言いばかりだと不快です。
真面目に会話をしているとは思われないでしょう。

勢いが強い
大きな声と強い調子では会話のやり取りが一方的になってやはり不快です。
声のボリュームや言い方は個性のひとつですが一般的に問題の無い常識的なリズムで会話できるように、たくさんの人と会話してください。

上記に注意できるように日頃から意識しておきましょう。
続きます。