一人暮らしとお弁当。(11)
引き続き、お弁当について提案させていただきます。
前回・前々回と卵焼きの利点と失敗しないための注意点について申し上げました。
今度は卵焼き鍋を入手しましょう。
卵焼き器とも呼ばれます。
一人暮らしと高い親和性を持った優秀な調理器具です。
その特長をご紹介させていただきます。
卵焼きが綺麗に焼ける
当然ですが大事なことです。
また丸いフライパンで卵焼きを作ると卵液が拡がりすぎてしまい、それなりの大きさや厚みにするためには自然と卵が多く必要です。
収納しやすい
普通のフライパンのように上下に厚みが無いストンとしたデザインであるため、ちょっとしたスペースに収納できます。
ちなみに卵焼き鍋には2種類あります。
東型
関東風の厚焼きを作るのが主な目的であるため、正方形になっています。
これは流し込んだ卵をそのままひっくり返して焼くためです。
西型
薄く焼いた卵を何重にも巻いて作る関西風の卵焼きを作るのが目的なので、長方形になっています。
収納のことを考えれば西型が少し有利ですが、お好みで選んでください。
鳥倉のは西型です。
用途が広い
卵液が流れ出さないようにそれなりの深さがあります。
ちょっとした炒め物や煮物にも使え、食材の大きさを調節すれば揚げ物にも使えます。
また隅を利用して、お弁当に入れやすいようにオカズを成形できます。
少量ずつ調理できる
上記の各種料理を1~2食分ずつ加熱できます。
お弁当のオカズを加熱するのに最適です。
このように卵焼き鍋には多くのメリットがあります。
万が一のために2本持っておくのも良いかもしれません。
お手入れはこちらを参考にしてください。
続きます。