一人暮らしと仕事の覚え方。(20)
引き続き、仕事の覚え方について提案させていただきます。
接客業に就いた場合の会話の注意点です。
話題にはこんなものもあります。
自分の話
あなた自身の情報です。
自分のことなので、生まれや育ち・経験など使える話題はたくさんあります。
あり過ぎると言ってもいいでしょう。
自分の話をするのはとても気持ちの良いことです。
しかし、あまりに一方的に自分のことだけ喋ってしまうのも問題です。
自分の話をするのが気持ち良いのはお客様も同様です。
接客時間は限られています。
その制限時間のうち「業務上のやりとり」を除いた残りの時間をあなた自身の話で埋めてしまうと、肝心のお客様がしゃべる時間が残りません。
これではお客様の情報を聞き出すこともできないでしょう。
できる限りお客様に喋ってもらうのが、接客の会話の基本的な目標ではないかと思います。
自分の話は小出しにしつつ、それをきっかけにしてごく自然にお客様から自発的に喋ってもらうというやり取りを前もってシミュレーションしておきましょう。
続きます。