一人暮らしと仕事の覚え方。（23）

引き続き、仕事の覚え方について提案させていただきます。

接客業に就いた場合の会話の注意点です。

前回、「政治・宗教・野球に限らず、いずれかに属して対立する側を叩く必要のある話題」は避けた方が良いと申し上げました。

接客するあなた自身から、この話題を初対面のお客様相手に持ち出すのはやめましょう。

しかし、お客様の側からこの話題を振ってくることも当然考えられます。

その場合の対処法として知らない・詳しくないフリをするのをおススメします。

お客様がその分野の知識で先行している方が会話をしやすいと思われます。

丁度良いのでお客様にしゃべらせましょう。

あなたにとっても新しい知識をもらえるかも知れません。

どんな話題でも一から教えてもらうつもりで興味を持って話を聞いてあげてください。

その姿勢がきちんと伝わればお客様も気分よく話せると思います。

「教えてもらう」「教えてあげる」という関係性を作ることで会話もスムーズになります。

このようなシチュエーションでもなるべく自然体で「知らないフリ」ができるように、話し方や身振りを前もって練習しておきましょう。

続きます。