ヒトリグラス

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一人暮らしと仕事の覚え方。(33)


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引き続き、仕事の覚え方について提案させていただきます。

接客業に就いた場合の注意点です。
不特定多数のお客様を相手にしていると、クレーマーとまではいかなくとも注意が必要なお客様が存在します。

クレーマーはその場で処理をすれば済んでしまう案件です。
しかし、要注意客は来店時に常に気を配っておく必要があります。

要注意客はクレーマーと普通のお客様のちょうど境目にいる存在です。
その違いはどのような部分でしょうか。
例えば「来店し商品は買わないがトイレを借りる」とします。
この行為そのものには何も問題はありません。
また

店内の電話を借りて私用の電話をかける
予約したがキャンセルする
電話で営業時間を確認する
紙幣の両替を要求する

といった行動はいずれも特別、問題のある行動には見えません。


しかし、例えばこれらに「毎日」や「一日5回」という言葉を付け加えてみましょう。

毎日、来店し商品は買わないがトイレを借りる
一日5回、店内の電話を借りて私用の電話をかける
予約したが毎日キャンセルする
一日5回、電話で営業時間を確認する
毎日、紙幣の両替を要求する

どうでしょうか。
かなり嫌な相手になってきました。
つまり、程度の問題なのです。

要注意客を放置すると売り上げに繋がりにくい上に、他のお客様に対しても示しが付きません。
また軽々しく容認してしまうと悪い前例として残ってしまい、他のお客様にも同様の行為を容認しなければならなくなることも考えられます。

対策としては、やはり上司に相談することではないかと思います。
こういったお客への対応は、職種や会社の体質によって大きく違います。
自分だけの判断で対応するよりは、まず上役に報告してその会社なりの見解や対応を知っておきましょう。

続きます。