ヒトリグラス

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一人暮らしと秘密ダイエット。(26)


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引き続き、腹黒痩身法「秘密ダイエット」について提案させていただきます。

前回、脳は血液中のホルモンの濃度を上昇させることで各種内臓や血管・細胞に命令を出していると申し上げました。
このことがダイエットに与える影響とはどんなことでしょうか。

ホルモンの濃度とは血液の全体量に対するホルモンの分量です。
減量を続けて体重が落ちていくと、身体が保有している血液の全体量も減ります。
全体量が減ると同時に、命令に必要な濃度になるまでのホルモンの必要量も減少します。
しかし、脳は当分の間は今迄通りの分泌量とペースで活動しています。

ある程度の誤差は身体が持つフィードバック機能などによりカバーできますが、脳が把握している血液の全体量と実際の数値にあまりに差ができてしまった場合にホルモンバランスの異常が起きてしまうのでしょう。
この誤差を解消するまではしばらく時間が必要です。
脳が現在の全体量を把握してホルモンの分泌量を適正な分数値にするまで大体2~3ヶ月ほど必要で、この期間が所謂「停滞期」なのではないかと思います。

ホルモンバランスが崩れるということは、分泌量と全体量のバランスが崩れるということです。
そのタイミングが前々回申し上げた「体重の10%」が減った時期に相当するのではないかと思うのです。

続きます。