一人暮らしと仕事の覚え方。（49）

引き続き、仕事の覚え方について提案させていただきます。
接客業に就いた場合の注意点です。
前回、うるせーオッサンを個室に案内しました。
また前回申し上げた通りホテル側には落ち度が無いので、このような提案をしました。

本来２泊の予定が４泊に延びた
延泊分も含めた４泊分の客室料金をカードで決済した
しかし、また元の２泊に予定が変更になった
その差額分を現金でお返しした
上記のやり取りがあったことにする

というものです。
ようやく現金を手にしたことでオッサンの面子は保たれました。
ホテル側の収支の辻褄も合っています。
表面上はお客様の都合を受け入れた形で行われた処理なので、あとはカード会社からの入金があれば何も問題ありません。
そして後日無事に決済が終わりました。

これは本来やってはならないことです。
しかし、そのグレーゾーンに半歩踏み込んで業務を円滑にするという狡猾さも持ち合わせておくことで、一段上の対応力を身に付けられます。
そのためには自分の裁量権をしっかりと把握しておくことと、そういった場合を想定して上司に相談しておくことも大事です。

続きます。