ヒトリグラス

快適な一人暮らしを応援したいと思っております。

第600回 一人暮らしと仕事の覚え方。(53)


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引き続き、仕事の覚え方について提案させていただきます。
接客業に就いた場合の注意点です。

脳筋バカが張り切ると面倒なことになるよという話になってきています。
前回、中会議室に侵入した顧問の先生は「ちょっと使うだけ」「試合に向けての大事なミーティング」「終わったら綺麗に片付けさせる」と強硬な姿勢を崩しません。
生徒さんも「お前らも頼め!」と言われ、声を揃えて「お願いします!」とやり始めたので急いで「おやめください」と制止しました。
うるさいのと勢いで押し切ろうとする手口がやけに手慣れていて気分が悪かったからです。
続けて指摘します。

見つからないようにこっそり入ろうとしているのは少々悪質である
コンビニ袋などをかなりの量抱えており飲食するつもりだったのではないか
部屋を使うつもりであれば必ず利用料金が発生する

これらを伝えると残念そうな表情にはなりましたが、それでも「何とかなりませんか」と食い下がるので

飲食は無し
30分程度で切り上げる

を条件に1階にあるレストランの一部に照明を入れて案内することにしました。
この時間帯は閉店作業に入っています。
レストランは午後9時に閉まるので片付けを1時間だけ待ってもらい、定時で帰ってしまうパートさんの代わりにフロントから一人応援に入ることにしました。

案内された彼らは無事ミーティングとやらも済ませて早々と解散してくれました。
そもそも前もって相談してもらえれば、同様のやり方でもう少し手際良く案内できた可能性もあります。

この件はこれで落ち着きました。
会社組織は部署ごとに少なからず縄張り意識のようなものがある場合がほとんどです。
こういった時の為に他部署との連携が取れるように、普段から顔を繋いでおき業務内容を把握しておくことも大事です。

続きます。

しかしながら飲食無しにしたせいかやたらと早く解散したところをみるとそこそこ長い時間ダベりたかった可能性があり、また生徒さんたちの間では「私たちのために体を張って交渉し、雑談スペースを確保してくれた私たちの先生」的な武勇伝になってしまっている空気感も感じられ、以降チェックアウトまで気分の悪い思いをすることになります。