第602回 一人暮らしとお弁当。(61)
引き続き、お弁当について提案させていただきます。
彩りという点では食材には向き・不向きがあります。
最強の赤色を出したい場合、赤い野菜はいくつかありますが発色の度合いで見ると赤ピーマンとトマトが最も強い赤を備えています。
トマトは加熱すると艶のある赤色を持った皮が無くなってしまう場合があるのでお弁当に最強の赤色を顕現させるなら赤ピーマンを選ぶことになります。
最強の黄色を出したい場合、加熱することを考えるとパプリカの発色が最後まで残るような感じです。
最強の緑色を出したい場合、たくさんの野菜があります。
しかし、便利に使えるキャベツなどは加熱すると意外と緑色ではなくなってしまいます。
加熱しても緑が残る野菜はピーマン・アスパラガス・スナップえんどう・ブロッコリー・ホウレンソウ・などなどたくさんあります。
何か止むを得ない事情で彩りに全振りしたお弁当を作らなければならなくなった場合は、上記のことに踏まえるか全部酢漬けにしてしまうことをオススメします。
続きます。