第672回 一人暮らしと機能。(39)
引き続き、機能について提案させていただきます。
以前、消耗品などは住居の「機能」であり、可能な限り維持するべきであると申し上げました。
一人暮らしと機能。(11) - ヒトリグラス
一人暮らしと機能。(12) - ヒトリグラス
一人暮らしと機能。(13) - ヒトリグラス
品物の大きさと使用頻度・保存可能期間によっては管理の手間を終わらせてしまうこともできます。
管理を終わらせるとはどういうことでしょうか。
例えば綿棒があります。
個人差があるのでここでは鳥倉の場合です。
鳥倉はまずお風呂上がりに綿棒を2本使用します。
左右の耳の水分を2回の耳掃除で除去することにしているからです。
また、鳥倉は朝と夜にお風呂に入ります。
これで一日に4本の綿棒をベーシックなコストとして消費していくことになります。
1日に突発的に他の用事に使用する可能性があることを踏まえて+1本と捉え、一日に5本あれば良いことになります。
ここで一年365日とすると5本×365日で1,825本です。
市販されているたいていの綿棒は200本入りです。
これを10個購入すれば1年分の綿棒のストックが完了したことになります。
このやり方には理由があります。
そもそも綿棒はそれほどスペースを占有しません。
また、直射日光にでも曝さない限り品質が劣化せず、乱暴に積み上げても簡単に壊れるような物でもありません。
一度大量に入手してしまえば、以降1年間の間は残量の確認や買い出しといった在庫管理に生活のリソースを割く必要が無くなります。
これを一例として色々な物に当てはめてみたいと思います。
続きます。