第702回 一人暮らしと仕事の覚え方。（80）

引き続き、仕事の覚え方について提案させていただきます。
接客業に就いた場合の注意点です。
会社に有害な社員のお話をしています。
懲戒解雇された男性社員の横領の手口をご紹介しています。

客室料金を操作して差額を着服した手口の続きです。
前回、着服する差額を作り出すためには客室料金を操作する必要があり、そのためには役職によってできることとできないことがあると申し上げました。
その中には件の男性社員のような平社員でも操作できる部分があります。

各種クーポンや割引チケット・旅行雑誌との提携・そしてスタンプカードです。
これらを「飛び込み客」と呼ばれる予約無しの当日客と組み合わせることで上記の差額を作り出していました。
飛び込み客はPCに予約の履歴が残りません。
その為、その時担当したスタッフのさじ加減で自由に変更できたのです。

続きます。
寒くてコタツから手を出すのが嫌なのと、千と千尋の神隠しを見ながらで作業の手が止まるので適当なところで切ります。