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ヒトリグラス

快適な一人暮らしを応援したいと思っております。

第802回 一人暮らしと仕事の覚え方。(97)


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引き続き、仕事の覚え方について提案させていただきます。
接客業に就いた場合の注意点です。
本人に自覚無く迷惑をかけるタイプのスタッフについて申し上げています。

前回、ホテル創立以来の嫌われ者だった男性社員がいると申し上げました。
その男性の働きぶりを紹介したいと思います。
彼の年齢は50代半ばでしたが、当ホテルに入社してから退職するまでわずか2年と少しの間でした。
それ以前もいくつかのホテルに勤務していたそうですが、いずれも数年で退職し転々と職場を変わっていたようです。

仕事ぶりはそれはまあ酷いものでした。
出勤するのはお昼前。
社用車を勝手に使うどころか私物化して休日も乗り回すなど完全にマイカー扱いしていたうえに給油などもほとんどしていなかったそうです。

同僚とは公私に渡って一切の交流を持たず、好き勝手に行動しています。
宴会部門に所属していたので食事会や会議などの営業・会場設営・給仕などが主な業務でしたが、予約に従って会場にテーブルやイスを並べたりクロスをかけたりしなければならないはずなのに、イスを2~3個運んだ後しれっとバックヤードで一服休憩してそのまま居なくなったりします。

宴会中に同僚が給仕で走り回る中、彼は手伝いもせず勝手に食事に出掛けたりしながら時間を潰していました。
しかし、その宴会が終わると一番にロビーに出てきます。
送り出しの際に最も目立つ場所に陣取って客に名刺を渡しながら丁寧に挨拶し、まるで自分が宴会部門のトップであるかのように振る舞います。
ちゃんと宴会部門の上司もいたのですが色々な事情から手が出せませんでした。
宴会部門に限らず同僚たちは苦々しく思っていました。
こんな訳のわからない働きぶりなのに毎月、同世代の同僚と比べて倍以上手取りで貰っていたのもその一因でした。

続きます。