ヒトリグラス

快適な一人暮らしを応援したいと思っております。

第811回 一人暮らしと寝る。(34)


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引き続き、寝るについて提案させていただきます
前回、不眠の大体の原因は体温調節の不具合ではないかと申し上げました。

本来、体温を調節しているのは他ならぬ自律神経です。
眠る為には体温の低下による自律神経の切り替えと、その切り替えによる体温の低下が必要となります。
このふたつがお互いに作用しながら入眠を促しているようです。
赤ちゃんが眠くなると手の平や足の裏が熱くなります。
これは副交感神経が優位になり、手足の先の毛細血管が拡張することで身体の中心から熱を逃がして体温を下げているからです。

この体温低下ですが、「○○℃以下になったら眠くなる」という訳ではないようです。
そうでないと気温の高い季節や地域では全く睡眠を取れなくなってしまいます。
それでも熱帯夜や暑い地域で空調も無く眠っている人はたくさんいらっしゃいます。
それどことか40℃以上の熱波の中でもちゃんと夜寝ている人はいます。

これはどういうことなのでしょうか。
これは鳥倉の体感では「現在の体温」ではなく「一定の時間内での下がり幅」に反応しているのではないかと考えます。
この下がり幅が反応するために必要なものは「設定温度」だと思うのです。

過去に3度ほど体験した鳥倉の不眠症の症状と体当たりで見つけた対処法を紹介したいと思います。

続きます。
ちなみに鳥倉は最近またあまり寝付きがよくありません。
コロッと死ぬんじゃないですかね。