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ヒトリグラス

快適な一人暮らしを応援したいと思っております。

第813回 一人暮らしと仕事の覚え方。(99)


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引き続き、仕事の覚え方について提案させていただきます。
接客業に就いた場合の注意点です。
本人に自覚無く迷惑をかけるタイプのスタッフについて申し上げています。

前回、クソみたいな仕事ぶりに加えて会社に仲介料などを要求していた男性社員について申し上げました。
彼がなぜこんな状態で数年間とはいえホテルに在籍していたのでしょうか。

実は彼は前述したようにいくつものホテルを短期間で転々としています。
どのホテルでも宴会部門に所属しており、当ホテルには支配人と料飲部門の課長がヘッドはんとしてきた人材でした。
しかし、当然のことながら働きぶりが認められたわけではありません。

彼は個人的な顧客をいくつも抱えていたのです。
そこそこの規模の宴会・会議室利用などを彼を通して受注していました。
レストランも食事が売れ、泊まりになった場合には宿泊部門にもおこぼれがあります。
そこを見込んでのヘッドハントだったのですが、現場での働きぶりまではリサーチしていなかったのか、前のホテルが隠していたか、またはそれも踏まえての採用だったのかまでは鳥倉にはわかりません。
とにかく彼を雇うことでホテルに収益が見込める訳で、それを含めて手取りに反映されていたということでした。

それならそれで、仕事ぶりさえ目をつぶれば会社全体の利益に繋がるのですが、そもそも彼が取ってきた客は転々とする彼の勤務先に合わせて利用先をコロコロ変える程度の客です。
彼が都合の良いことだけを吹き込んで引っ張っていた訳で、どのお客様も正直言ってあまり態度がよろしくありません。
「○○円でできると聞いている」
「無料で○○が付いているはずだ」
といったトラブルがほぼ毎回ありました。
宿泊部門でも急に予約に割り込んだり、強引に夕食付に変更されやむを得ずレストランに残業を頼んだり迷惑を被っていました。

そんな彼にも辞める時が来ました。
続きます。