第817回 一人暮らしとカレー。(19)
引き続き、カレーについて提案させていただきます。
前回、ついにカレーが完成しました。
以前もカレーを少量ずつ作るのは馬鹿のすることだと申し上げたような申し上げていないようなはっきりしないんですが、ともかく一人暮らしにとって「時間」は有益なリソースのひとつです。
この時間を無駄にしないためにも、カレーのように手間のかかる料理は是が非でもまとめて作りおきしなければなりません。
そこでカレーを保存したいと思います。
冷蔵庫の中で長期間保存して、いつでも食べられるようにしたいのです。
これは自宅に「いつでもカレーを食べられる」という機能を持たせることです。
まずは取り分けましょう。
完成したカレーを鍋に入れっぱなしにするのは得策とは言えません。
それにはいくつか理由があります。
鍋を占有してしまう
カレーを食べきってしまうまで、その鍋を使用できません。
何度も加熱しなければならなくなる
食べようとするたびに鍋に入っているカレーを全部温めなければならなくなり余計に光熱費がかかります。
また、何度も火を通されたカレーの酸化が進んで風味が落ち、具がボロボロに煮崩れてしまいます。
そもそも汚ならしい
鍋肌に残ったカレーが焦げてしまい、加熱するとはいえ衛生面で不安です。
またこれを繰り返すと鍋の汚れがどんどん落としにくくなっていきます。
カレーを作ったその日のうちに鍋を洗うようにしたいと思います。
このようにカレーを作りっぱなしで放っとくのは馬鹿のすることなので、ちゃんとした社会人ならカレーぐらいはちゃんと保存できるようにしましょう。
続きます。