ヒトリグラス

快適な一人暮らしを応援したいと思っております。

第877回一人暮らしと寝る。(43)


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引き続き、寝るについて提案させていただきます。
前回、眠れるように体温をコントロールするためには5つの項目があると申し上げました。
個人差はありますが眠りに付くためには

深部体温:高い
表面体温:低い
体感温度:高い
自律神経:副交感神経優位
体:乾いている

という状態にする必要があるようです。
この形になるように様々なアプローチを試してみました。

アルコールを摂取

お酒です。
これも個人差はありますが自律神経を強引に副交感神経優位の状態にします。
また、毛細血管を拡大して血流を良くしますが、そのせいで深部体温を体外に排熱してしまいます。
アルコールの代謝して熱を発生し、体温上昇すると言われていますが実はそれほど体温は上昇しません。
せいぜい平熱から少し超えるか超えないかという程度だと思われます。
そこから体感温度が上昇するようです。

一応お酒を飲んで寝てしまうことは可能です。
しかし、繰り返していくとどんどん効果が無くなっていくように感じました。
また、副交感神経が優位になって深部体温上昇とともに血流も上昇して一気に体温が下がるという状態は眠りやすいですが、そのタイミングは飲酒して酔いが冷め、体温が下がり切ってしまうまでのわずかなタイミングに限られるように思います。
更に不眠症に悩んでいる時の飲酒が額面通りの効果があるかどうかはわかりません。
当然ながらお酒をたくさん飲み過ぎても良いことはありません。

続きます。