ヒトリグラス

快適な一人暮らしを応援したいと思っております。

第891回 一人暮らしと寝る。(44)


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引き続き、寝るについて提案させていただきます。
眠りにつくために必要なコンディションを作るためのアプローチについてお話しています。
前回、お風呂で体温を上げるためにはいくつかのパターンがあると申し上げました。

大きく分けると

シャワー
浴槽

の2つがあります。

シャワーはすぐに浴びることができます。
しかし体の芯まで温まるかというとそうはいきません。
しっかりと浴びても身体の表面の温度を変えることが中心になります。

逆に浴槽で温まるにはお湯を溜めなければなりませんが、ちゃんと浸かれば体の芯まで温まることができます。
お湯から温度をもらって深部体温まで上昇させるなら湯船に浸かる方が良いと思えます。

しかし、なかなかそうはいきません。
まず、単身者用の住居の浴槽はやはりひとり用であるためそれほど大きなものではないでしょう。
溜めてあるお湯で体温を上げるならそれなりの量のお湯が必要です。
しかし、上述したように浴槽が小さいと身体を温めるほどの量になるかどうかわかりません。
逆にすぐに体に十分な温度を受け取れるほどの熱さにしてしまうと、体感温度の調節が不安定な状態では熱く感じて浴槽に浸かることができないかもしれません。
体温の下がった体が浸かればお湯の温度も当然下がってしまいます。

そういったことも踏まえて入浴のパターンを組み立てていきましょう。
続きます。