ヒトリグラス

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第897回 一人暮らしと仕事の覚え方。(115)


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引き続き仕事の覚え方について提案させていただきます。
「会社が粗末に扱えないほど有能な社員」についてお話しています。
前回、業務時間外でも仕事に専念してくれる社員は良い子ですよと申し上げました。
他にもこのようなポイントがあります。

会話がスムーズに成立する
当たり前のように思うかもしれませんが、これは単純に同じ言語を介したコミュニケーションのことだけではありません。
例えば
「○○の件はどうなった?」
と聞かれて
「現在、○○を済ませて○△を待っている状態です」
とすんなり答えれくれれば問題は無いのですが、答えたあとに何を言われるのかを勝手に先回りして
「今日は私は少し体調が悪く、業務も重なったので~」などと言い訳から始めてしまう人がいます。
こちらはあなたの健康状態を知りたい訳では無いのです。
業務の進展度合いを知りたいのです。

これはようするに会話の下手な人です。
会話に不馴れなせいで、余計な気遣いをしてしまい勝手に先回りをして応答してしまうのでしょう。
いわゆる「コミュ障」と言われる人の細かな会話の例を抜き出せばこんな感じなのではないかと思います。

上述した例で、コミュ障の度合いが進むと体調の言い訳と業務が重なった言い訳に対する上司の返事を更にもう一段階先回りして
「最近よく眠れていなくて…」
「昨日の業務で○○な問題が残っていて…」
といった言い訳の言い訳を言うようになり、現在の業務の進展具合を聞いたのに何故か不眠症の話をされてしまいます。
こうなると問いかけに対する返答としてはまったく適していません。
時間の無駄です。

このようなことを踏まえて、質問をされたらその内容に対して捻りの無いまっすぐな答えを返せるような人材であって欲しいと思います。

続きます。