ヒトリグラス

快適な一人暮らしを応援したいと思っております。

第925回 一人暮らしと寝る。(50)


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引き続き、寝るについて提案させていただきます。
眠りにつくために必要なコンディションを作るためのアプローチについてお話しています。
前回、洗濯物をお風呂で手洗いすることで完全い体力を使い切ってブッ倒れれば眠れるかもしれないよと申し上げました。

体温を操作することで眠りにつきやすくなることは判っています。
赤ちゃんが眠くなる時に手の平や足の裏が熱くなるのは、毛細血管が拡張して深部の体温を外に逃がしているからです。
これは身体が勝手に行っている手順です。
自律神経が不安定になって不眠症になる時はこういったプロセスがうまく作動していない場合がほとんどです。

お風呂に入った後に眠りやすくなるのは暖まった後、体温が下がる時に同じような入眠に繋がる変化が起きるからだと考えられます。
この体温の変化は「○○℃以下になると眠くなる」というようなことではなく、「一定時間に一定の温度が下がった」ことを関知しているようです。
つまり「現在の体温」ではなく「体温の下降線」を認識している訳です。
そこで今度はこのような方法を取ってみました。

部屋を冷やす
寝るための部屋を徹底的に寒くしてみましょう。
冷房を作動させてしっかりと部屋を下げることで、温度差から一気に体温を下げて入眠へのプロセスに繋がるのではないかと思います。
鳥倉もある時期、このやり方で眠っていました。
もしうまく眠れなければ、どんどん冷房の設定温度を下げてみてください。
どこかで眠れる可能性はあります。
身体は冷えきってしまい、翌日の倦怠感やお腹を壊すなど体調不良を引き起こすかもしれませんが、まずは眠ることが最優先です。
深い眠りについた時間を少しでも長くする為に、どんなやり方でも試すしかありません。

とにかく眠りましょう。
続きます。