第935回 一人暮らしと機能。(65)
引き続き、機能について提案させていただきます。
社会人の嗜みとしてお部屋にカーテンを付けましょうというお話をしています。
前回、季節でカーテンを使い分ける必要がありますよと申し上げました。
カーテンには遮光性のランク分けがあり、
1級遮光
2級遮光
3級遮光
遮光性無し
の4つの規格があります。
どのぐらい光を遮るかという目安になるものです。
NIF(日本インテリアファブリクス協会)という団体が決めたものです。
各社共通でこの基準を用いていますが、メーカーによってはこれに加えて「超遮光」や「透過性・透過率」を設定したり、「遮熱」「断熱」「UVカット」「難燃性」といった機能や基準を独自に設定している場合があります。
入居の際はとりあえず「遮光性」を基準にしてカーテンを導入しましょう。
鳥倉の体感では1~3級のそれぞれに、そこまでの違いがあるとは思えませんでした。
というのも1級から3級までの間の遮光率が1%もありません。
よほどこだわらない限りはどれを設置してもそれほど差は感じないかもしれません。
どうせなら1級遮光(遮光率99.99%)にしておきましょう。
続きます。