ヒトリグラス

快適な一人暮らしを応援したいと思っております。

第971回 一人暮らしと姿勢 (3)


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引き続き、姿勢について提案させていただきます。
前回、生活サイクルの中で屈む回数を減らす為に作業する場所を腰の高さにまとめろと申し上げました。
収納についても同様です。


屈まなくても良い収納
どこに何を片付けるのかを考える場合に念頭に置いて欲しいと思うのがこちらです。
作業と同じく住居の中層にまとめるのが理想的です。

例えば、よく使う食器なのに踏み台を使わなければ取れないような高さの食器棚や、屈まないと取り出せない一番下の引き出しにあったらどう感じるでしょうか。
使用頻度の高い機器・衣類・消耗品はいつでも手の届く場所にまとめてしまいましょう。

逆に出番の少ない物は少々取り出しにくい場所に片付けてもそれほど困ることは無いはずです。
滅多に出番の無い物がいちいち目に付く場所にあるのはおかしいです。
使いもしない物に収納の表層を占有させるようなことはなるべく避けましょう。

鳥倉は最も出番の多く、出入りの激しいタオルは扉も何も無い棚にまとめてあります。
ほど良い高さですぐに取り出せ、また住居の中心にありどこからでも最短で手に取れる場所です。

無理な姿勢にならずに住む環境を手にいれる為にも、手元にある物全てをこういった視点で見直してみてはいかがでしょうか。

続きます。