ヒトリグラス

快適な一人暮らしを応援したいと思っております。

第1071回 一人暮らしと一人暮らしに必要なこと。(5)


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一人暮らしに必要なことについて提案させていただきます。
前回、一人暮らしに必要な3つの余裕のバランスに注意しなさいよと申し上げました。
空間の余裕も色々なことに影響を与えます。

充分な空間があることはとても良いことです。
まず、あなたがなにか行動を取る場合、どのような環境が望ましいのでしょうか。
何をするにもとにかく必要なのは場所です。
うまい例えを出すのは難しいですが、色々ひねり出してみました。

例えば、料理をしたとします。
小さくて狭い流し台では、食器や食材・調理器具などを一旦奥く場所が確保できないと調理動作はとてもやりにくいものになるでしょう。
しかし、やりにくいだけで料理そのものはできます。

掃除や片付けをしたとして、最初に小物や家具を別の場所に移動させておくと掃除しやすいです。
しかし、かわすスペースが確保できないと掃除そのものが細かく複雑な手順の繰り返しになってしまいます。
しかしそれでも手間がかかるだけでお掃除そのものは可能です。

また住居の都合などからソファベッドで寝起きしていたとします。
ソファは座る為の場所で、ベッドは寝る為の場所です。
ソファベッドは変形してどちらの用途にも使えます。
使えますが同時に2つの用途には使えません。
夜に寝るときにはベッドの状態に、日中はソファの状態にするとします。
その動作にだいたい2~3分かかるとしてソファにする動作とベッドにする動作合わせて5分とすると10日で50分、1ヶ月で150分必要です。
ソファもベッドも所持している人はソファベッドを使っている人に対して、1ヶ月で2時間30分も時間の余裕があると言えます。

いくつも例を挙げたのには理由があります。
上述したように充分なスペースが生活を有利に展開させるということを実感するには、その環境を体感するしか無いです。
狭くて動きにくい場所しか知らないまま生活するのは愚かです。
まずは空間を確保する方法を見つけましょう。
続きます。