第1132回 一人暮らしと自炊。（69）

引き続き、自炊について提案させていただきます。
前回、ゴミに時間の経過による変化があるということを念頭に置いてくださいと申し上げました。
生ゴミがとんでもないことになってしまう前にできることをしておきましょう。

密閉する
封じ込めてしまいましょう。
外気との接触を断つことで酸化を抑え、腐敗の進行を遅らせることで悪臭や害虫の発生を防ぐことに繋がります。
可燃ゴミの収集日がだいたい週に２回あると考えれば３～４日の間は住居の中に留まることになります。
ということは最大でも４日間封入できればOKです。
野菜クズでも残飯でも袋に入れて口をしっかりと縛っておけば大丈夫でしょう。

洗う
ゴミを洗ってしまいましょう。
野菜・肉・魚の不可食部分などの生鮮食品から発生する生ゴミは上記のように密閉してしまうしかありませんが、洗う方が手軽なゴミもあります。
空き缶やレトルト食品の袋、食品トレーなどは水洗いして干しておけばいいです。
腐敗・発酵してしまうのは蛋白質成分と水分が残っているからです。
水洗いして流してしまえばただの無機物です。

缶詰め食品の空き缶などは不燃ゴミや資源ゴミに相当するため２週間～１か月に渡り住居内に置いておかなければなりません。
食器洗いのついでにしっかりと水洗いして、水切りカゴに放置しておくだけなのでとても手軽に対策できると思います。

適切な処置をしておきましょう。
時間の経過はゴミになる前の食品にも言えます。

続きます。
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