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第1201回 一人暮らしと仕事の覚え方。(188)


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引き続き、仕事の覚え方について提案させていただきます。
会社が粗末に扱えないほど有能な社員についてお話しています。
前回、実はブラック社はブラック社長とエリアリーダーの給料と販売報告会での金品以外の経費を捻出する程度の売上しか無く、会社としてはギリギリだったと申し上げました。

そんな経営状態なのにAさんが金品や人材を投じてブラック社を支えている理由は何なのでしょうか。
その理由をAさん本人の口から聞かせてもらいました。
いや、聞かせてもらったある人からの伝聞ということにします。

まず、ブラック社の人材は元々はAさんが所有するいくつかの会社で採用した従業員でした。
Aさんが言うには、まずは採用した従業員たちの資質を見抜くことから始まるそうです。
勤務態度や言動などからその従業員が

コミュニケーションに問題は無いのか
協調性はあるのか
業務範囲や持ち場や裁量権をちゃんと理解できるか
上下関係や取引関係などを把握して正しい態度を取れるか
長期的な展望を持ってコツコツ努力できるのか

といった点を考慮して分類し、その後経営しているいくつかの会社に割り振って資質に合う業務をあてがうそうです。

こうすることでその人に向いていない業務にいつまでも関わらせてお互いストレスを感じたり、クセのある人材が衝突したりすることなく仕事もスムーズに回って、また結果的にコストの削減に繋がっていたそうです。
適材適所と言う言葉に則した配慮だと言えます。

さて、そうなると色々な会社や業務の中でも箸にも棒にも引っかからない人材が炙り出されます。

続きます。

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