ヒトリグラス

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第1224回 一人暮らしと自炊。(93)


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引き続き、自炊について提案させていただきます。
自炊に必要な器具・家電について説明しています。
フライパンの日常的な手入れについて申し上げています。
前回、フライパンの手入れのことを色々言いました。
結局のところ、フライパンなんかはとにかく熱いうちに洗い流したあと水分を飛ばしておけば良いよ、使ったあとほったらかしてgdgd飯食ってるようなヤツはただのチンパンジーですよと言ってます。

さて、中華鍋を使いたいと思う方もいらっしゃるかも知れません。
中華鍋は様々な用途をひとつでこなせる万能器具感強め器具です。
ガスの強い火でガッコンガッコンいわすのは「料理してる感」があって自炊冥利に尽きるという達成感を覚えるかも知れません。
また、流水と竹ササラでゴショゴショ洗うのも「やってる感」があるように思えます。
これらはすべて気のせいです。
夢の見すぎです。
その「料理してる感」「やってる感」を支える雑多な面倒ごとが見えていないんです。

そもそもガスコンロの手入れはめんどくさいです。
IHコンロの使用を推奨しているこのblogとしては、これだけでも中華鍋のメリットを見出だせません。
IH対応の中華鍋もありますが、そうなるとガッコンガッコンできません。
ガラストップが傷付きます。
また、竹ササラが便利というのは全部エアプのデマカセです。
使い始めは気分よく使えますが、今ぐらいの季節はカビが発生しやすいのです。
多孔質の素材を針金で強く縛った作りなので、完全に水分を落とすような手入れがとても難しい器具なのです。
アルコール消毒に天日干し、風通しの良い収納の確保など手間ばかりです。
それらを天秤にかけるほど便利かというとそうでもないです。
これらの面倒ごとを全部無かったことにして「料理をするなら中華鍋です」と口にするようなヤツを信用しない方が良いです。

ということなので中華鍋を使うのは数々の手間を乗り越えてでも使いたいという場合にのみオススメできる、いわゆる「趣味」であると申し上げたいです。
普通のフライパンにしましょう。

続きます。
鳥倉の主観に基づいた個人的な感想です。
お好きなものを使いましょう。

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