第1377回 一人暮らしと仕事の覚え方。(226)
引き続き、仕事の覚え方について提案させていただきます。前回、職場で参考にしてはいけない・ついていってはいけないタイプの人としてKさんというやる気の無い人を例に挙げました。
Kさんはアラフォーの派遣社員です。
奥さんは病院で働いています。
個人情報じゃん!と思うかも知れませんが大丈夫、Kさんはもうこの世にはいません。
それは置いておいて、Kさんは派遣会社からやってきた当初はアラフォーだとは誰も思っていませんでした。
20代にも30代にも見える服装で終始ヘラヘラしながら、人と衝突するようなことは一切無い、恐らく「トラブル・困難を全力で回避してきたタイプ」の人だったのだろうと思います。
とにかくKさんは面倒事には一切関わりません。
それは社内の人付き合いであったり業務の山場だったり繁忙期だったり、そういったバタバタしそうな雰囲気を驚異的な嗅覚で察知して回避していきます。
忙しくなりそうな時期はどういう訳かサラッと事前に有給を取ったり、単純に家庭の事情を理由に数日休むなどして上手に回避していきます。
そのカラクリとしては事務所にある発注書などをこっそり盗み見ていたようです。
そして有給が何日残っているか、遅刻・早退が何回で有給1日分に当たるのか、今月何回休めるかを全部把握していました。
当然仕事もあまり早くなかったと記憶していますが、そこはそれ。
作業場が「何か今日業務行程遅くね?」みたいな空気をわずかにでも嗅ぎ付けると「〇〇は今大丈夫ですかね?」と違う部署の業務に混ざるなどして上手に躱していきます。
こうやって文章にしてみてもイラつくかも知れませんが大丈夫、Kさんはもうこの世にいません。
続きます。
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<明日の全員占い>
目の回るような忙しさで「本格的に年末きたらどうなるんや」と思うでしょう。