第1469回 一人暮らしと仕事の覚え方。（243）

引き続き、仕事の覚え方について提案させていただきます。
前回、ボンクラ横領社員Wさんを反面教師として「いったん仕事を始めたら常に前向きに努力するぐらい腹を括って生きる覚悟をしてください」と申し上げました。
社会人なら当たり前のことですよね。

しかし、Wさんはそれでも特に気にしていませんでした。
そういうところもまた腹が立ちます。
Wさんは自分が社長と仲良しになって自分の力量をアピールできたから仕事を任されるようになったと勘違いしている節もありました。
こういうところもまた見習ってほしくない部分です。
社会人として働き始めたなら自分を客観的に見られるようにしましょう。

Wさんは上述したように「未経験でも世渡りの上手さで上手に立ち回っている」と思っていたのでしょう。
実際には「知識や腕前に不相応な仕事を任されてミスや遅れが出ているのを、周りが仕事していないせいにして空気を悪くしているだけの良い歳して髪を脱色している高卒のチンピラ風味アラサー」という痛々しい存在でした。
Wさんのように自分に自信を持つのは良いことですが、何の後ろ盾も無いのに無根拠な自信を持つのはやめましょう。
続きます。

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