ヒトリグラス

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一人暮らしとゾンビパニック対策。 (12)


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引き続き、ゾンビパニック対策について提案させていただきます。

日本国内で土葬された仏様が感染してゆらりゆらりと立ち歩き、その喉笛食い千切らんと生存者を追い詰めるためにはどれだけの障害があるのでしょうか。


まず、何らかのゾンビ化要因の影響でめでたく生ける屍となった仏様の筋肉がちゃんと関節を動かせるコンディションである必要があります。
生存者を襲うには、筋肉を動かさなければなりません。
死にたてで新鮮な体でないとまともに動くことさえできないのではないでしょうか。

埋葬されてからあまりに時間が経過してしまうと体組織が腐敗・劣化してしまい、やはりまともに動くことはできないでしょう。
従って死亡時に事件や事故などで四肢や脳の運動中枢を損壊していた場合も同様です。

また病で倒れたとしても亡くなられる前に長期臥床の状態であった場合は筋肉の衰えから、ゾンビ化しても生存者を追いかけ回すのに充分なパフォーマンスを発揮できない可能性もあります。

やはり脳卒中心筋梗塞・肝性昏睡などによる突然死が、阿鼻叫喚恐怖のゾンビ地獄を謳歌するための最も望ましい死因ではないかと思われます。


また、夏場は当然気温や湿度が高いです。
地熱は気温よりはずっと低いですがそれでも腐敗はひと際早く進むはずです。
また、湿度が高い場合も腐敗が進行しますが湿度が低いと乾燥してしまいます。
真夏以外でほどほどに湿度が保たれ、埋葬されてから2~3週間以内が条件となるでしょう。


以上のことから、秋口から春先の間に五体満足な状態か病が原因で急死したクールでサドンデスな仏様の御遺体がゾンビになる資格を持った選ばれた者たちなのです。

続きます。
クールでサドンデス。