ヒトリグラス

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一人暮らしと時間の使い方。(16)


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引き続き、時間の使い方について提案させていただきます。

前回申し上げたように、ご飯を素早く炊いて自由な時間を確保しましょう。
長時間美味しく保存するためにも、ご飯はなるべく炊き上がったものをすぐに保存容器に詰めたいです。
その為には、あなた自身がすぐに行動できる在宅時に炊き上がるのが理想的なタイミングです。

そこで取りうる選択肢は

A、帰宅後に炊飯器をセットする
B、帰宅時間に合わせてタイマー予約をセットする

という2つになるのではないかと思います。
しかしながら炊飯器に必ずタイマー機能が付いているとは限らないので、ここではAの帰宅後にセットする方法で考えてみたい思います。


ここまでの時間の使い方を踏まえて、素早くご飯を炊くのに最適なやり方は

帰宅後、夕食を作る時に炊飯器をセットして他の用事をこなしながら炊き上がりを待ち、折を見て容器に取り分ける

のが最も負担にならないやり方ではないかと思います。
まず、白米を研ぐ時に手が濡れます。
その手が濡れる・汚れるといった状況に、調理での手が濡れる・汚れるという状況を重ね合わせましょう。
こうすることでスムーズに次の動作に移行できます。


このような手順になります。

1、調理前にセットする

最初に調理器具を配置する際に、ついでに炊飯器を設置して生米を用意します。
食材を洗う前に米を研いで炊飯器にセットしてください。

2、炊き上がったら容器に詰める

他の用事をこなしながら待ち、炊き上がり次第保存容器に取り分けましょう。
一般的な機種でだいたい50分程度で炊き上がります。
調理・食事を経て食器を洗うぐらいのタイミングになると思われます。

そこで洗濯物を畳んだり干したりといった「手がF(free)」になる他の動作を挟んで時間を調節し、手が離せなくなる食器洗いの直前に炊き上がり時間を合わせましょう。


こうすること炊きたてのタイミングと食器洗い直前のタイミングを合わせることができます。
また手が離せない用事2つを連続して行うことができ、炊飯器の内釜・内蓋・しゃもじも使用後すぐに洗うことができます。

取り分けたものは粗熱を取って冷凍庫に保存してください。
これで、他のほとんどの用事を邪魔することなくご飯を炊くことができました。


炊飯そのものの時間を短縮することはなかなかできませんが、他の動作との連係を一考することでスムーズに家事をこなすことができます。

続きます。