第659回 一人暮らしと機能。(36)
引き続き、機能について提案させていただきます。
掃除機さえあれば何とかなると思うんです。
ゾンビパニックが起きた際に生き残る確率を少しでも高めるため、実際にキャニスター式の掃除機でゾンビを無力化してみましょう。
1、牽制
距離を取ります。
延長管の長さを利用して懐に入られないようにしましょう。
ここでミスすると一巻の終わりです。
真剣になってください。
2、捕縛
距離が取れたら投げ輪の要領でゾンビを絡め取ってください。
身体のどこかに引っ掛けましょう。
主導権を握ることができます。
その際
腕
足
頭
のいずれかを捕らえることになると思います。
腕を捕らえた場合はコードを強く引いて相手を振り回します。
相手は判断能力に欠けた死に損ないです。
遠心力でバランスを崩し、転倒させましょう。
足を捕らえた場合は上方向に引き上げて転倒させます。
コードを引きながらしっかりと引き付け、頃合いをみて一気に上に引き上げましょう。
相手は背中から転倒して頭を強く打ちつけることになります。
頭を捕らえた場合は相手を引き付け、コードを足で一息に踏みつけることでゾンビを這いつくばらせることができます。
3、打撃
重量のある本体部分を、運動中枢の集まった頭部に強く叩きつけて行動不能にしましょう。
この時、自分の能力を過信せずに必ず複数回殴打しておきましょう。
備えあれば憂いなしです。
いつ何が起こるかわかりません。
一連の動作をスムーズに行えるように休日などを利用して必ず練習しておいてください。
必ずです。
続きます。