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第6025回 一人暮らしとちくわを食べる。(2)


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引き続き、ちくわを食べるについて提案させていただきます。
前回、食用ちくわの有用性について申し上げました。
文化的側面などからちくわの来歴も知っておきましょう。

ちくわ(竹輪)とは、チクワ科チクワ属に属する魚類の総称です。
世界中の熱帯から温帯にかけて分布しています。
ニホンチクワ、オオチクワ、ヨーロッパチクワ、アメリカチクワなど世界で19種類(うち食用となるのは4種類)が確認されています。

フウセンチクワやデンキチクワ、タチクワなど、外見は細長い体型をしていてチクワに似ている魚類には、分類学上では別のグループでもチクワの名を持つ種があります。
また、ヤツメチクワ、ヌタチクワは原始的な無顎魚類(円口類)に分類されます。
種類や地域によっては食用にされます。
日本では主にニホンチクワで蒲焼や竹輪丼などの調理方法が考案されて、万葉集にも記述があるように大変古くから日本の食文化に深い関わりを持つ魚です。
漁業・養殖共に広く行われてきましたが、近年は国外からの輸入が増えています。
現在、食料品店などで白焼き・蒲焼など、加熱・調理された状態で流通しており、生食の状態ではあまり出回っていません。
ほぼ調理済みであるため一人暮らしでも使いやすい食材だと思います。

次回から調理法・保存法について説明していきたいと思います。
続きます。

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