第895回 一人暮らしと寝る。(45)
引き続き、寝るについて提案させていただきます。
眠りにつくために必要なコンディションを作るためのアプローチについてお話しています。
前回、体温を上げて自律神経を切り替えるための入浴にはシャワーと浴槽の2つがあると申し上げました。
書いてしまった後で何ですが、ひょっとしたらこの現代日本でも盥(タライ)で行水をしているという人が居るかもしれないとふと考えました。
そこで盥で行水している人にも対応できるように鳥倉もホームセンターで盥を入手して色々やってみようと思ったのですが、そんな時こう思いました。
そもそも盥の行水で生活できるような図太い人が不眠症になるとは考えられません。
またそんな人が発症する自律神経失調症はおそらく専門機関に治療に通うほど重篤だと思います。
また、職も無く経済的な余裕も無く住居に給湯設備や浴室すら無いため盥での行水を余儀無くされているような人がいらっしゃるかも知れません。
そんな人は一人暮らしとかどうとか不眠症がどうとか言っていられる状況ではありません。
公的機関の扶助を受け、まずは経済的な自立を目指しましょう。
お風呂とか安眠とかはずっと先にお話です。
上記を踏まえてお風呂はシャワーと浴槽の2つしか無い物として説明していきます。
続きます。
第894回 一人暮らしと自炊。(23)
引き続き、自炊について提案させていただきます。
自炊をやめるように説得する人達のことをお話しています。
前回、半額惣菜を手に入れるのは時間との戦いになると申し上げました。
半額惣菜を食べて生活すると自分の時間調節が大変なこともありますが、もうひとつ時間が影響することがあります。
お惣菜の鮮度です。
半額になるまで時間が経過しているのですから、当然味や香りも損なわれています。
また、時期によっては食中毒なども警戒しなければなりません。
お店が責任を持って取り扱っている商品とはいえ、食べるタイミングを決めるのは消費者であるあなたです。
調理して容器に詰めてから数時間以上経過したものをわざわざ身銭を切って入手していることに、ほんの少しでも危機感を持っておくのが当然ではないかと思います。
更に店側で小さな不具合や手違いがあるかも知れません。
例えば半額ではなく正規の価格で購入した鮮度の高いものであったとしても多少の雑菌が混入しているものです。
食べても問題が無いのは雑菌の量を食べる側の体力や代謝能力や免疫力が上回っているからです。
しかし、時間の経過したものは当然雑菌が繁殖しています。
あなたの免疫力もいつでもベストコンディションではないでしょう。
どこかで歯車が噛み合えば何が起こるかわかりません。
そうなった時にお店側から何らかの補償があるかも知れませんが、「そうなった時」というのは食中毒で実生活に悪い影響が出てしまった時です。
どうあれ体調を崩してしまえば大きなマイナスです。
このような可能性を少しでも下げる為にちゃんと自炊しましょう。
続きます。
第893回 一人暮らしと機能。(61)
引き続き、機能について提案させていただきます。
前回まで機能という側面から見た歯磨きについてウダウダと拙文を垂れ流しました。
本当に無駄な時間だったと思います。
すいませんでした。
こちらも色々あるんです。
お部屋にカーテンを付けましょう。
一人暮らしを開始する時はまず最初に入手する必要があります。
個人差はあると思いますが、外から丸見えの部屋で平気で生活している人はちょっと怖いです。
知り合いとかにいても結構嫌です。
「おじゃましまーす、うわ、カーテン無いんですかーそうですかー…へー…」みたいな感じになると思います。
機能という面からカーテンを理解し、真正面からカーテンに向き合いましょう。
カーテンの目的は主に
目隠し
遮光
空調
防音
の4つぐらいです。
他にあったら教えてください。
続きます。
今日はダメです。
アツいんです。
死ぬほどアツいんです。
アツほど死ぬいんです。
第892回 一人暮らしと仕事の覚え方。(114)
引き続き仕事の覚え方について提案させていただきます。
「会社が粗末に扱えないほど有能な社員」についてお話しています。
前回、会社にとっては社員が無趣味であることも強みであると申し上げました。
他にもこのようなポイントがあります。
勤務時間以外も業務に専念する
大事です。
例えば
空いた時間を使って取引先企業に顔を出す・電話をかける
御用聞きや仕事の受注以外にも、付き合いが間延びして会社の存在感が薄れたりないようにアピールしてほしいです。
顧客に接触する
それとなく連絡を取って様子見をし、上記と同じように会社の存在感をアピールしてほしいなと思います。
前回の取引から間が開いてしまっているいわゆる休眠客の呼び起こしにも繋がります。
空いた時間を使って、サービス内容をまとめたものをポスティングしてくれるのもありがたいです。
といったやり方があります。
生活の邪魔にならない程度で構わないので、この辺りを前向きに取り組んでもらえれば回り回って自分にもプラスになるのではないかとおもいます。
というかこのぐらい黙っていてもやってほしいです。
他にも現在の業種に必要なスキルをコツコツ勉強したり、外国人を顧客として扱えるように外国語を勉強したりと会社に役に立つ方法はいくらでもあります。
自分の価値を高めましょう。
続きます。
第891回 一人暮らしと寝る。(44)
引き続き、寝るについて提案させていただきます。
眠りにつくために必要なコンディションを作るためのアプローチについてお話しています。
前回、お風呂で体温を上げるためにはいくつかのパターンがあると申し上げました。
大きく分けると
シャワー
浴槽
の2つがあります。
シャワーはすぐに浴びることができます。
しかし体の芯まで温まるかというとそうはいきません。
しっかりと浴びても身体の表面の温度を変えることが中心になります。
逆に浴槽で温まるにはお湯を溜めなければなりませんが、ちゃんと浸かれば体の芯まで温まることができます。
お湯から温度をもらって深部体温まで上昇させるなら湯船に浸かる方が良いと思えます。
しかし、なかなかそうはいきません。
まず、単身者用の住居の浴槽はやはりひとり用であるためそれほど大きなものではないでしょう。
溜めてあるお湯で体温を上げるならそれなりの量のお湯が必要です。
しかし、上述したように浴槽が小さいと身体を温めるほどの量になるかどうかわかりません。
逆にすぐに体に十分な温度を受け取れるほどの熱さにしてしまうと、体感温度の調節が不安定な状態では熱く感じて浴槽に浸かることができないかもしれません。
体温の下がった体が浸かればお湯の温度も当然下がってしまいます。
そういったことも踏まえて入浴のパターンを組み立てていきましょう。
続きます。