一人暮らしと自炊。(9)
自炊について提案させていただきます。
引き続き、小麦粉食について説明させていただきます。
うどん
手打ちうどんを作ることができます。
塩を混ぜた小麦粉をふるったものに、少しずつ水を加えてかき混ぜていくと生地がまとまってきます。
その生地をこねて伸ばして寝かせて畳んで切って茹でます。
こうして文字にすると簡単ですが、実際は大変な時間と労力を必要とします。
1~2食分を作るならボウルひとつで作れます。
しかし、まとめて作り置きするとなると途端に生地の量が増えて手間と作業スペースが倍増します。
また、こうして茹であがった状態で、ようやくレトルトや冷凍うどんを購入した時と同じ状態になります。
そのうえ食感や味がまともに出来ているかどうか保障がありません。
ここまであなたの生活サイクルを圧迫するものはもはや趣味です。
全自動製麺機の購入をおすすめします。
パン
一人暮らしと自炊。(5) - ヒトリグラス
こちらを参照してください。
薄焼きパン
トルティーヤ・チャパティといったフライパンで作れるタイプのパンです。
ふるった小麦粉に卵(無くてもいい)・塩(無くてもいい)・砂糖(無くてもいい)・ベーキングパウダー(無くてもいい)・バターやサラダ油(無くてもいい)を入れ、少しずつ水を足していきます。
サラサラと流れるぐらいに緩い状態にしたものをしばらく冷蔵庫で寝かせてから、油をひいたフライパンで焼きあげます。
両面に焼き目がついたら粗熱を取って冷蔵庫などで保存し、後でフライパンやオーブンで焼いて食べます。
焼く時間を調節すればしっとり柔らかいものからパリパリのハードな生地まで作れます。
「手作り感」と「生活サイクル」と「費用」のバランスが一番良いかもしれません。
他にもナン・マフィン・スコーンやデュラム小麦を使ったパスタなどがありますが、小麦粉食で大事なことは「こだわりすぎない」ことです。
専用の道具や材料は上を見たらキリがありません。
ほどほどのところで手を打ちましょう。
お試しください。