第926回 一人暮らしと仕事の覚え方。(122)
引き続き、仕事の覚え方について提案させていただきます。
「会社が粗末に扱えないほど有能な社員」についてお話しています。
前回、他人のお金の使い方をじっくり観察すると勉強にもなり、またお金でトラブルを起こしそうな面倒な人種からの自営にもなりますよと申し上げました。
お金に関してはこのようなポイントもあります。
ケチケチしない
気前よく金を払えという意味ではありません。
飲み会・食事・差し入れなどでホイホイ自腹を切るようなことは大変馬鹿々々しいですが、逆にお金をあまりにも出したがらないのも如何なものでしょうか。
貯金ができるようになるのは良いことです。
どんどんお金を貯めましょう。
お金はいくらあっても困ることはないでしょう。
しかし、節約は「どこまでお金を貯められるか」ということではありません。
何でもかんでも切り詰めて節約し過ぎるのも問題があります。
例えば「みんなで食事」という時になって一人で水だけ飲んでいたり、一人だけ移動手段が徒歩で集団での行動に着いていけていないというようなことがあれば会社側としては「仕事ができない」ことよりも評価を下げたいと思うかも知れません。
支払って当たり前の場面では当たり前に支払えるぐらいの空気は読み、身の丈に合わない出費を強要されるような場面では毅然とした態度で断れるような社会人になりましょう。
続きます。