第1345回 一人暮らしと仕事の覚え方。（220）

引き続き、仕事の覚え方について提案させていただきます。
前回、Ｒさんという優秀ですが、同僚から浮いてしまっているホテルマンがいたと申し上げました。

前述した通り、同僚たちからはあまり好かれていません。
何故かと言えば、やはり立派な経歴を持っている自分が地方のあまり大きくないホテルで働かなければならないということを不満に思っていたということがあつたからかもしれません。

しかし、そういった想いや考えは胸に秘めていれば良かったでしょう。
Ｒさんはハッキリとした言葉ではないにしても、態度に出てしまう・出してしまう人でした。
業務形態や会社の社風、他部署のやり方、昼勤の仕事の仕方、個人のスキルなどなど自分から見て気に入らないことには簡単に愚痴を漏らしてしまっていました。
そういった愚痴は多くの場合自分よりも日の浅い新入社員やパートタイマーに帯してでしたが、そういった相手に漏らした愚痴が回り回ってお局や管理部門に細大漏らさず届いてしまっていることまでは見通せていませんでした。
何故なら自分は最大手のホテルに勤めていた経験があるからです。
そんなＲさんから見れば今のホテルは気に入らないことだらけだったのでしょう。
しかし、そういったＲさんの言動に賛同できる若手ばかりではありません。Ｒさんはどんどん孤立していきます。

続きます。

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