ヒトリグラス

快適な一人暮らしを応援したいと思っております。

第726回 一人暮らしと小麦粉を食べる。(5)


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引き続き、小麦粉を食べるについて提案させていただきます
薄焼きパンを作ろうとしています。

2、混ぜる

ボウルに材料を全部入れてください。
順番を色々変えてみましたが目立った変化はありませんでしたので、どんどん放り込んでください。

鳥倉は小麦粉・卵・塩・砂糖・ベーキングパウダーにサラダ油を少し入れています。
また、マヨネーズがデンプンに作用して膨らみやすくなるという説もあるので少し入れていますが、どのぐらい違うのかよくわかっていないです。
全部入れたら牛乳か水を入れます。
中途半端に余った牛乳などを放り込んで、途中から水にしても特に問題無いです。
これに泡立て器を突っ込んで適当に混ぜてください。
適当でいいです。

また、たかが薄焼きパンにだけ使うには時間がもったいないので、この作業ひとつだけでなく、例えば

電気ポットが沸くのを待ちながら
料理を煮込みながら
洗濯機の洗い上がりまで
炊飯器がご飯を炊き上げるのを待ちながら

など必ず何か別の用事と時間を重ね合わせましょう。
一人暮らしは忙しいのです。

続きます。

第724回 一人暮らしとストレス。(17)


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引き続き、ストレスについて提案させていただきます
食器をバンバン叩き割ってストレスを解消しようとしているのです。
バンバン叩き割って心機一転生まれ変わった不屈の心、陶の器を叩いて砕く、キャシャーンがやらねば誰がやる。
いや、キャシャーンがやる訳じゃないですよ。

2、新しい食器の入手

小皿・大皿・深い皿・小鉢など割る予定の食器と同じ役割を持つものを入手しましょう。
先に割ってしまうと自炊のサイクルが崩壊してしまいます。

3、食器を洗って使い始める

2で入手した食器類を洗って使い始めましょう。
新入りの食器は取り回しの勝手が違うので、その器の使用感なども掴んでおいてください。
古い食器はまとめてどこかに置いておきましょう。

4、新聞を敷く

細かい破片が飛び散ると悲惨(飛散)ですナンチャッテ。
ちょっと疲れてます。
大きく拡げてバンバン使いましょう。
どうせ捨てます。

5、割る

ハンマーで割ります。
力強く振り下ろすようなことはやめましょう。
破片の動きが予測できず、家具や床・壁に傷をつける可能性があります。
手首のスナップを利かせて、小さな振り幅で衝撃を与えてください。
ある程度の大きさになれば充分です。
粉々にする必要はありません。

6、捨てる

新聞ごと丸めてゴミ袋に入れましょう。
破片を袋に入れると破れてしまうこともあります。
不燃ゴミの日に処分してください。

以上です。
良い道具を大事にして長く使い続けるのは良いことですが、変化の無い日常は時に気持ちを少しずつ磨耗させることもあります。
眼に入る物を新しくすると気持ちも入れ替わるでしょう。
また、たかが食器でも新しい物を入手して古い物を処分するというサイクルを身に付けておくことで、身の回りの物に新陳代謝を促すことになります。

続きます。

第723回 一人暮らしと仕事の覚え方。(83)


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引き続き、仕事の覚え方について提案させていただきます
接客業に就いた場合の注意点です。
会社に有害な社員のお話をしています。
懲戒解雇された男性社員の横領の手口をご紹介しています。

夜勤中に客室を仮眠室として使用して休憩した手口の続きです。

誰も使っていない部屋を作るためにはいくつかのやり方がありますが、たいていの場合は何かの都合で早めにチェックアウトした客があり、また清掃清掃担当が退勤しているタイミングです。
使用後の部屋であり、清掃も間に合わないのでスタッフが仮眠を取っても問題無いということです。

ちなみにここで自前で清掃して飛び込み客に販売し、100%以上の稼働率を目指すこともできますが件の男性社員に限らず、そこまで愛社精神を持ち合わせているヤツはそんなにいません。

それはさておき、怪しまれずに誰も使っていない部屋を作り出すためには同じ状況を作らなければなりません。
その為に男性社員はフロントスタッフが持つ

客室を変更させる

という裁量権を利用しました。
「設備に不備がある」「隣室の音がうるさい」など客室に問題があった時、宿泊客を違う部屋に移動させることがあります。

続きます。

第722回 一人暮らしと機能。(48)


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引き続き、機能について提案させていただきます。
機能という面からカレーライスを見つめ直しています。
前回、自宅で食べる際はカレーソースとライスを別盛りにすることでカレー値のクリティカルヒットをコンスタントに叩き出すことができると申し上げました。
今度は思ったようにサーブされるかどうか、その時になってみないとわからない外食のカレーライスの取り回しについて考えてみたのです。
自宅で1週間かけて13皿ほどカレーを食べて色々なやり方を試してみました。
うまく混ぜつつお皿もキレイに食べるにはこんなやり方が良いと思うのです。

1、配置

これからスプーンでライスを移動させるため、ライスを利き手側に向けましょう。
右利きならライスが右側、カレーソースが左側になります。


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2、スプーンを濡らす

水の入ったコップにスプーンを突っ込んでおくというやり方です。
湿らせておくことでライスがスプーンに貼り付くのを回避できます。
これは次のステップへの布石です。

3、ライスを浮かせる

ライスはお皿に貼り付いています。
そのライスの塊そのものの下に2で濡らしたスプーンを入れて、全体を持ち上げましょう。
少し待つとライスの表面が乾いて、お皿に貼り付かなくなります。
これをやっておかないとライスを動かすたびにお皿に米粒がくっついてキレイに食べ終われません。
これは5のステップへの布石です。

4、境い目を食べる

カレーソースとライスの境目をその都度混ぜてカレー値をヒットさせながら食べていきましょう。


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そうするうちに境い目部分が無くなります。
そこで

5、ライスを移動させる

2で動かしやすくしたライス全体を移動させます。
カレーソースに接岸させてください。
これでまた境い目を作ることができます。


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以後、カレーライスが無くなるまで4~5を繰り返してください。


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これで手間やお金のかかったカレーソースを無駄にすることなく、ちょうどよいカレー値に挑みつつ、お皿を余計に汚さずカレーライスを食べることができるのです。

参考にしてください。
続きます。
鳥倉はもう春ぐらいまでカレーは食べたくありません。
せっかくの一人暮らしなのに、自分が望まないタイミングでカレーライスを食べ続けるようなことはやめましょう。

第721回 一人暮らしと小麦粉を食べる。(4)


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引き続き、小麦粉を食べるについて提案させていただきます。
薄焼きパンを作ろうとしています。
前回・前々回、材料と調理器具について申し上げました。

それでは作っていきましょう。

1、セッティング

必要な物を揃えますが、薄焼きパンはその行程が大きく分けて

混ぜる
焼く

の2段階に分けることができます。
また混ぜたあと冷蔵庫で保存できるので、このタイミングで一旦作業を中断することもできます。

ここでは混ぜる予定の材料と調理道具を用意しましょう。

粉類と調味料
ボウル
泡立て器

などです。
小麦粉をふるいにかけたりすると混ざりやすいですが、今回は水分が多いので割と勝手に溶けて混ざりますし、ダマになってもそれなりに焼けます。
滑らかに混ざって綺麗に焼けることに対して、調理器具とその置き場所・手入れの手間が増えることをどう思うのか自分に問いかけて答えを見つけましょう。
クオリティ」と「手間・時間・お金」は比例します。
反発して引き合ってきっとこの2項目は恋磁石、ずっとずっと繰り返す永久磁石なのです。

続きます。