第903回 一人暮らしと自炊。(25)
引き続き、自炊について提案させていただきます。
前回まで、自炊の障害のひとつである「自炊をやめさせようとする人達」についてお話してきました。
自炊が「めんどくさい」「手間」と感じてしまうことをひとつひとつ対策していきます。
片付けがめんどくさい
これを訴える方はたくさんいます。
ここでいう片付けは大きく分けて
食器洗い
生ゴミの処理
だと思います。
まずは食器洗いを片付けていきましょう。
食器洗い カテゴリーの記事一覧 - ヒトリグラス
自炊をするとお皿や調理器具を洗う必要が生じます。
一人暮らしはあらゆる子とを自分で処理しなければなりません。
また、実家暮らしなら余裕でできた「食べ終わってまったりする」をやってしまうとその間に時間が経って汚れが落ちにくくなります。
「まったりした状態」からすぐに洗い物に移行するのは結構やる気ゲージを消費します。
一回の食器洗いにモタモタして時間がかかると皮脂を洗い落として肌が荒れて主婦湿疹になってしまうこともあります。
また毎食ごとに洗うと1日に3回も洗うことになりこれも同様に手荒れの原因になります。
そこで食器洗いを手軽に終わらせる方法を大きいものから小さいものまで色々考案してみました。
続きます。
第901回 一人暮らしと仕事の覚え方。(116)
引き続き、仕事の覚え方について提案させていただきます。
「会社が粗末に扱えないほど有能な社員」についてお話しています。
前回、ゴチャゴチャ回りくどい言い訳をせずにストレートに返事ができる社員は良い子ですよと申し上げました。
他にもこのようなポイントがあります。
経済的な問題が無い
これはただ貯金が多い・無駄遣いしないということだけではありません。
差し迫った借金が無い
大きな出費の可能性のある趣味・道楽が無い
客観的に見て明らかに価値の低い物事にホイホイお金を使わない
安易に金銭の貸し借りをしない
コツコツ貯金している
など経済観念がしっかりしていることです。
こういったことは言われて直したり、自分で作った決まりに従って行動するといったやり方で自力で矯正するのがとても難しい事柄です。
お金への態度が引き締まっている人は、育ててくださったお父さんお母さんに強めのハグと熱いキスをしてあげたいほど価値の高い人材だと思うのです。
自分でどうにかする方法はあるのでしょうか。
続きます。
第900回 一人暮らしと寝る。(46)
引き続き、寝るについて提案させていただきます。
眠りにつくために必要なコンディションを作るためのアプローチについてお話しています。
前回、盥(タライ)で行水しているやつなんかおらんやろと申し上げました。
その気持ちは今も変わっていません。
シャワーと浴槽を使った入浴パターンを用いて体温・体感温度・自律神経を調節しましょう。
パターンを作る為にはバリエーションを全部知っておく必要があります。
実際に鳥倉が試してみた様々なパターンを全て並べてみたいと思います。
浴室を温める
浴室を温めない
入浴前に浴室の温度を上げるかどうかです。
シャワーなどからお湯を出して数分放置しておくと、浴室全体の温度を上げることができます。
温めるか温めないかの2パターンがあります。
続きます。
今回でブログ開始から900回ですって。
二年半近くやってることになるんですか。
何なんでしょうね。
「記念すべき」とか言うつもりはありません。
ただの900回目です。
喜んでも悲しんでもお構い無しに生活は続いていくのです。
一人暮らしとはそういうものです。
そう。
そういうものなのです。
第899回 一人暮らしと機能。(62)
引き続き、機能について提案させていただきます。
お部屋におカーテンをお付けましょうというお話をしています。
前回、おカーテンの機能には目隠し・遮光・空調・防音といった役割があると申し上げました。
カーテンにも色々な種類があります。
ブラインドやシェード・プリーツ状のスクリーンなどなど、ようするに広い面を覆うものを折り畳むか巻き上げるような仕組みになります。
しかし、一人暮らしであることを踏まえるとたいていは賃貸の住居になると思います。
あまり複雑な形状のカーテンをホイホイ取り付けるのは少し難しいかもしれません。
多くの場合は厚手で遮光性の高いドレープカーテンと透過性のあるレースカーテンを組み合わせることになるでしょう。
これをダブルカーテンとか呼びます。
導入にあたりまずは住む予定の部屋の窓の大きさとカーテンレールから床までの高さを調べておくことをおススメします。
また、カーテンは
夏用
冬用
の2種類に加えて、できれば「洗い替え用」を持っておくと良いです。
続きます。
明日で900回になりますが、特に変わったことをする予定はありません。
第898回 一人暮らしと自炊。(24)
引き続き、自炊について提案させていただきます。
ここまで自炊をやめさせようとする、いわゆる自炊アンチが言う色々な説得についてお話してきました。
是が非でも自炊をしないために様々なやり方があります。
しかし、そもそも自炊をしているからといって外食をまったくしないわけではありません。
自炊をおすすめしているのは「安定感のある一人暮らし」のためです。
飲食店やお惣菜取扱店などに頼るということは他人任せということです。
例えば、
飲食店が満員だった
めぼしいお総菜が売り切れていた
天気が崩れて出歩けない
と言った自分の都合ではどうにもならない事情に巻き込まれる可能性があります。
そういったと時にそのトラブルからリカバーするために意外と手間取ることもあるかもしれません。
自炊は自分の食生活を自分で管理するということですし、そもそも自炊をしているからといって外食を全くしない訳ではありません。
また、勤務時間などの関係で生活時間帯が合わず自炊には向いていない方もいます。
そういったことも考慮せず、「自炊が良い」「外食が良い」「お総菜が良い」などとばっさり切り捨ててしまうのは思考停止と言わざるを得ません。よほどの事情が無い限り「完全な自炊」や「完全な外食」に拘る必要はありません。
程良いところで歩み寄っておくのが大人のやり方です。
ここまでは他人が自炊を阻むことについて申し上げました。
大抵の人が自炊を面倒くさいと思ってしまう事をひとつひとつ潰していきましょう。
続きます。
第897回 一人暮らしと仕事の覚え方。(115)
引き続き仕事の覚え方について提案させていただきます。
「会社が粗末に扱えないほど有能な社員」についてお話しています。
前回、業務時間外でも仕事に専念してくれる社員は良い子ですよと申し上げました。
他にもこのようなポイントがあります。
会話がスムーズに成立する
当たり前のように思うかもしれませんが、これは単純に同じ言語を介したコミュニケーションのことだけではありません。
例えば
「○○の件はどうなった?」
と聞かれて
「現在、○○を済ませて○△を待っている状態です」
とすんなり答えれくれれば問題は無いのですが、答えたあとに何を言われるのかを勝手に先回りして
「今日は私は少し体調が悪く、業務も重なったので~」などと言い訳から始めてしまう人がいます。
こちらはあなたの健康状態を知りたい訳では無いのです。
業務の進展度合いを知りたいのです。
これはようするに会話の下手な人です。
会話に不馴れなせいで、余計な気遣いをしてしまい勝手に先回りをして応答してしまうのでしょう。
いわゆる「コミュ障」と言われる人の細かな会話の例を抜き出せばこんな感じなのではないかと思います。
上述した例で、コミュ障の度合いが進むと体調の言い訳と業務が重なった言い訳に対する上司の返事を更にもう一段階先回りして
「最近よく眠れていなくて…」
「昨日の業務で○○な問題が残っていて…」
といった言い訳の言い訳を言うようになり、現在の業務の進展具合を聞いたのに何故か不眠症の話をされてしまいます。
こうなると問いかけに対する返答としてはまったく適していません。
時間の無駄です。
このようなことを踏まえて、質問をされたらその内容に対して捻りの無いまっすぐな答えを返せるような人材であって欲しいと思います。
続きます。